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「周りはみんな行っているみたいなのに、うちはあまり行っていない」
「行ったほうがいいのは分かっているけど、正直しんどい」
そんな気持ちを抱えながら、検索してここにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、支援センターに行かない=育ちに問題が出る、ということはありません。
この記事では、
- 支援センターに「行かない・行けない」背景にある心理
- 行かないことで失われるもの/失われないもの
- 家庭で十分に育っている力
を、子どもの発達心理の視点から整理します。
「行けていない自分」を責めるための記事ではなく、
今の選択を安心して受け止めるための記事として読んでください。
「行ったほうがいい」と言われる理由が、重荷になるとき
支援センターは、
- 社会性が育つ
- 親の孤立を防げる
- 情報交換ができる
といったメリットがよく語られます。
ただ、この言葉がそのまま
「行かないとダメ」「行っていないと遅れる」
というプレッシャーに変わってしまうことがあります。
特に、
- 人見知りが強い子
- 環境変化に敏感な子
- 親自身が人付き合いに疲れやすいタイプ
の場合、
「良いはずの場所」が、親子双方にとって負担になることも珍しくありません。
🔗「外出で泣く」「固まる」人見知りが強い子に|親子でできる慣らし遊び&お出かけ10選
支援センターに行かない理由は、逃げではなく調整
「行かない」という選択は、
- 子どもを甘やかしている
- 親が怠けている
- 成長の機会を奪っている
と誤解されがちですが、心理的にはまったく別の意味を持ちます。
行かない背景にあるもの
- 今は刺激が多すぎる段階
- 親子の生活リズムを守りたい
- 家庭で十分に安心が満たされている
これは、
子どもの状態と家庭環境を見て調整している証拠です。
発達において重要なのは、
「どこに行くか」よりも
「その子が安心して過ごせているかどうか」です。
家庭だけでも育っている力は、思っている以上に多い
支援センターに行かなくても、家庭の中で自然に育っている力があります。
- 親との安定した愛着
- 安心できる環境での探索
- 自分のペースを尊重される経験
これらは、
集団経験よりも先に必要な“土台”です。
この土台があるからこそ、
後から集団に入ったときに、無理なく適応できます。
「今は行っていない」という事実だけで、
育ちを評価することはできません。
「行かないままで大丈夫?」と不安になったら
行かない選択をしていても、
ときどき不安がよぎるのは自然なことです。
そんなときは、次の視点で自分たちを見てみてください。
- 家で笑顔が見られているか
- 親子で落ち着いて過ごせる時間があるか
- 子どもが興味を示すものがあるか
これらが満たされているなら、
今は家庭がその子の“安心基地”として十分に機能しています。
🔗赤ちゃんの人見知り・場所見知り対策|安心して乗り越えるコツ10選
いつか行きたくなったら、それがタイミング
支援センターは、
「必ず行く場所」ではなく、
「必要になったときに使える場所」です。
- 子どもが外に興味を持ち始めたとき
- 親が誰かと話したくなったとき
- 家庭だけでは物足りなくなったとき
そのときに、
選択肢として思い出せれば十分です。
🌱 「行けない」の背景にある気持ち
まとめ|行かない選択も、立派な子育て
- 支援センターに行かなくても、育ちは止まらない
- 行かない理由には、必ず意味がある
- 家庭で満たされている安心は、発達の大きな土台
子育てに必要なのは、
「みんなと同じ」より
「この子に合っているかどうか」です。
もし、
「行っても何もしない姿が気になる」と感じている方は、
👉 支援センターで何もしない子は、何を見ている? も参考にしてください。
今の選択が、
いつかの成長につながっていることを、どうか忘れないでください。
支援センターや児童館には、「遊ばせるため」よりも「安心して眺められる」おもちゃが多く置かれています。
家でも同じタイプがあると、「見たことがある」という安心感につながることもあります。

くみくみスロープ(木製)
車を転がすだけの単純な遊び。
何もしない子・見ているだけの時期でも視線を向けやすい定番。

木製ミニ食器セット
ごっこ遊びの入口に。
すぐ遊ばなくても、「見る→真似る」心の準備に使われます。

BRIO レールセット
支援センター定番。
触らなくても「世界観を眺める」観察期の子に向いています。

マグネット式おままごと
切る音・感触が楽しい。
手を出せるようになったサインが出やすいおもちゃ。
支援センターのおもちゃを見て、
「家にもあったらいいのかな…」と感じることもありますよね。
でも、今はまだ遊ぶかどうかわからない時期。
無理に一つずつ買いそろえなくても大丈夫です。
最近は、支援センターでよく見るタイプのおもちゃを、必要な時期だけレンタルできるサービスもあります。
「遊ばなかったら返せる」「成長に合わせて替えられる」
そんな親の気持ちを軽くする選択肢として、知っておくだけでも十分です。
🌸 支援センターで悩む親子のための読み進めガイド
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
このブログでは、子どもの絵から心理を読み取り、心の成長や表現力を親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
「子どもの絵で心を読む専門サイト」として、日々の子育てに役立つ情報をお届けします。



