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「うちの子、友達と遊べないみたい…」「トラブルが多くて心配」「輪に入れずに寂しそう」
そんな悩みを持つママ・パパは少なくありません。
でも大丈夫。就学前〜小学校低学年は、友達とのやりとりを少しずつ学んでいく大事な時期です。
親がちょっと手助けするだけで、子どもの安心感やコミュニケーションの力はぐっと育ちます。
この記事では、実際に使える声かけ例や場面別の対応、家庭でできる簡単な練習メニューをまとめました。
「今日からちょっとやってみよう」と思える内容です。
友達との関わりがうまくいかないのは普通のこと
まずは安心してください。「うちの子だけじゃない」と思うことが大事です。
社会性は一朝一夕では身につきません。遊びの中で失敗したり、我慢したり、うまくいったりを繰り返して学ぶものです。
親は全部直そうとしなくて大丈夫。
「安全な場を作る」「言葉の手本を見せる」「子どもが自分で言えるようにそっとサポートする」
これだけでも十分です。
友達と関わる力が育つ“3つのステップ”
① 気持ちに気づく(自己理解)
「悲しい」「悔しい」「イヤだ」など、自分の気持ちに気づくことが第一歩です。
家庭でも「今どう感じてる?」と聞いて、言葉にする練習をしてあげましょう。
② 言葉で伝える(自己表現)
「貸して」「順番にしよう」「やめて」
こんな簡単な言葉を言えるだけで、トラブルはぐっと減ります。
親が短くて使いやすいフレーズを教えて、場面でひと言言えるようにサポートしましょう。
③ 相手の気持ちを考える(相互理解)
「どうしたら相手も嬉しいかな?」と考えられるようになると、友達関係は安定します。
ロールプレイやごっこ遊びで、実際に体験させると分かりやすいです。
場面別・声かけのヒント

仲間に入りたいけど言えないとき
親の声かけ例
「◯◯くんたち、今何してるかな?『いっしょに遊んでもいい?』って聞いてみたらどうかな。ママはそばで見てるよ。」
子どもに教える短いフレーズ
「いっしょにあそんでいい?」
「つぎ、いれてもいい?」
おもちゃの取り合い・順番のトラブル
親の声かけ例
「今は◯分交代でやろうね。タイマーを使って交代してみようか。」
家庭での練習
「3分ずつ交代ゲーム」をして、順番を守る練習をしておくと、実際の場面で落ち着いて行動できます。
すぐ手が出る・怒りが爆発するとき

その場での対応
「今は叩いちゃだめだよ。手が出たらみんなびっくりするよ。まずは大きく『いや』って言ってママに教えてね。」
後でのフォロー
「さっきは怒って手が出ちゃったね。どうしてイヤだった?次はどうしたらよかったかな?」
感情を言葉にする練習を助けます。
言い返せず我慢しすぎるとき
親の声かけ例
「嫌なときは『やめて』って言っていいんだよ。ママは味方だよ。」
親が代わりに謝るのではなく、子どもが自分で言える場を作ってあげましょう。
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友達づき合いが少しむずかしい時期のお子さんに、やさしく寄り添ってくれる一冊があります。
それがこちらの 『ちいかわ お友だちとのつき合いかた』。
キャラクターたちのやり取りが、
「どう声をかければいいの?」
「仲良くしたいけど、どう入っていけば…?」
という子どもの“あるある”を、かわいく・わかりやすく描いてくれています。
親子で一緒に読むと、
「こんなふうに言えばいいんだね」「こういう気持ちだったんだね」
と会話のきっかけになり、距離感に悩む子へのサポートにもつながります。
下記リンクから詳しく見られます👇

ちいかわ お友だちとのつき合いかた
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親が気をつけたいポイント
- 代わりに全部やる必要はない
- 短いフレーズと練習の場を用意する
- 小さな成長を褒める
家庭でできる遊びや習慣
- ごっこ遊び:役割を交換する練習で“譲る・待つ”を体験
- ボードゲーム:順番やルールを学ぶ。短時間でOK
- タイマーを使った交代練習:視覚的に残り時間が分かると納得しやすい
- 絵本で感情を学ぶ:登場人物の気持ちを一緒に読み取る
週1・家庭でできるシンプル練習(10分)
- アイスブレイク(好きな遊びを1分ずつ紹介)
- ロールプレイ(「入れて」「いやだ」を短い劇で)
- 振り返り(どう言ったか、どう感じたかを話す)
敏感な子へのフォロー
- 少人数(1対1)で慣らす
- 遊ぶ時間を短く区切る
- 短時間でも成功体験を作る
合う友達に出会うまで時間がかかることもあります。焦らず見守ることが大事です。
親が知っておくとラクになる安心ポイント
- 友達の数=社会性の指標ではない
- 1人遊びが好きでも問題ない
- トラブルは学びのチャンス(親は振り返りの手助け)
\ 友だちとの関係に悩む時期におすすめの絵本・書籍 /
じぶんのきもち ともだちのきもち (やさしくわかるきもちのえほん)
「相手の気持ちってどうやって想像するの?」を、やさしいイラストと例えを使ってわかりやすく描いた絵本です。
友だちとうまくいかない・距離を置きたい・思い通りにならずイライラする…そんな時に「自分の気持ち」と「友だちの気持ち」を整理するきっかけになります。
小学生が身につけたい!考えるチカラ 友だち関係のモヤモヤ
「仲良くしたいけどうまくいかない」「距離感が難しい」「グループの中でしんどい」など、小学生ならではの友だちトラブルを豊富な事例とともに解説。
「どうすればラクになる?」の答えを、子どもの言葉でていねいに提案してくれる一冊です。
- 友だちとのトラブルで落ち込むことが増えた
- 描く絵に友だちが小さく登場しがち
- 距離を置きたい・近づきたい気持ちが揺れている
子どもの「友だちとの関係の悩み」にそっと寄り添い、気持ちを整理する支えになります。
子どもと友達を上手に接させるための声かけ表
| 場面 | 親の声かけ例 | 子どもに教える短いフレーズ | ポイント |
|---|---|---|---|
| 仲間に入りたいけど言えない | 「◯◯くんたち、今何してるかな?『いっしょに遊んでもいい?』って聞いてみたらどうかな。ママはそばで見てるよ。」 | 「いっしょにあそんでいい?」 「つぎ、いれてもいい?」 | 具体的な行動を提示すると子どもが実行しやすい |
| おもちゃの取り合い・順番トラブル | 「今は◯分交代でやろうね。タイマーを使って交代してみようか。」 | 「◯分で交代しようね」 | 家で交代ゲームをして練習しておくと落ち着く |
| すぐ手が出る・怒りが爆発 | 「今は叩いちゃだめだよ。手が出たらみんなびっくりするよ。まずは大きく『いや』って言ってママに教えてね。」 | 「いや!」 | 感情を言葉にしてから行動を制御する練習 |
| 言い返せず我慢しすぎる | 「嫌なときは『やめて』って言っていいんだよ。ママが味方だよ。」 | 「やめて!」 | 親が代わりに謝るのではなく、自分で言う体験を作る |
家庭でできる練習メニュー
| 項目 | 内容 | 時間目安 | ポイント |
|---|---|---|---|
| アイスブレイク | 好きな遊びを1分ずつ紹介 | 1〜2分 | 自己表現の練習 |
| ロールプレイ | 「入れて」「いやだ」を短い劇で | 3〜5分 | 相手の気持ちを考える練習 |
| 振り返り | どう言ったか、どう感じたかを話す | 1分 | 言語化と感情理解の定着 |
今日からできるチェックリスト
- 子どもの気持ちをまず受け止めている □
- 短い実践フレーズを家庭で練習している □
- 親が怒らず代弁しすぎていない □
- 少人数での成功体験を意識的に作っている □
- 月に1回、遊びの振り返りをしている □
よくあるQ&A
Q.「仲良くしなさい」と言うべき?
A. 抽象的な指示は分かりにくいです。
「いっしょに入れてって聞いてごらん」と具体的に伝える方が効果的。
Q. 他の子が暴力的だったら?
A. まず安全を守る。その後、大人同士で話し合い、安全な過ごし方を子どもに教えます。
Q. 友達に興味がない子は?
A. 無理に集団に入れず、得意な遊びや興味を伸ばすことで、自然と友達ができることもあります。
まとめ
友達との関わりは、練習で育つ力です。
親は「代行者」ではなく「コーチ」として、短いフレーズを示し、成功体験を作り、振り返りの声かけをするだけで十分効果があります。
大切なのは子どもを責めないこと、小さな成長を見逃さず褒めることです。
絵の変化はこんな心の流れと関係していることも
自分の世界に夢中 → 少し疲れて距離を取りたい → 距離感がつかめる → また関係を広げていく
絵は「今どの地点にいるのか」をそっと教えてくれるサインです。どの地点でも、子どもはちゃんと前に進んでいます。
📒自己肯定感を育むための子どもとの接し方
📒自信を持てない子どもにかけるべき言葉とは?
📚 子どもの自信と安心をそっと育てるガイド
子どもが「できたかも」と感じられたり、ほっとできる時間が少しずつ増えていくための関わり方をまとめています。
ゆっくり全体を見たいときにどうぞ。
ガイドページを見る🔗発表会や参観日で自信がない子へ|自己肯定感を伸ばす教材ガイド
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自己肯定感を育てる親の声かけ・かかわり方
今日から使える具体フレーズで、叱る前に「気持ちを受け止める」関わりへ。 家の中に「安心できる場所」を増やしましょう。
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
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