このブログはPRを含みます
こんにちは、ITTI(いっちー)です。
「お片付けしてね」と言っても、おもちゃを握りしめたままフリーズ。
「お着替えしよう」と言えば、「あとで!」「いまやってるの!」と返ってくる。
しまいには、こちらの目をじーっと見ながら、わざとダメと言ったことをやり始める……。
3歳になると、2歳の頃の「イヤイヤ」とはまた違う、なんだか「確信犯的な反抗」に振り回されることが増えますよね。
何度も同じことを言わされるたび、こちらの心はどんどん削られていきます。
「わざと困らせようとしてる?」
「このまま言うことを聞かない子になったらどうしよう……」
そんなふうに、イライラと不安の間で、自分を責めてしまう夜もあるかもしれません。
でも、大丈夫ですよ。
3歳の「言うことを聞かない」は、わざとあなたを困らせようとしているのではありません。実は、その子の頭の中で「考える力」が劇的に育っているサインなんです。
今日は、3歳児が言うことを聞かない本当の理由と、今日から親子のバトルを少しだけ減らせる「魔法の声かけ」について、じっくりお話ししていきますね。
第1章|3歳の「言うことを聞かない」あるある
3歳児との生活は、まるで熟練の交渉人と対峙しているような気分になることがあります。2歳の頃よりもずっと「手強い」と感じる場面が増えるんですよね。

- 「あとで」「いまやってる」の連発: 「今すぐやって」と言っても、「今これやってるからダメ!」と自分なりのスケジュールを主張してくる。
- 条件交渉をしてくる: 「これ食べたら、YouTube見ていい?」「一個だけならお片付けする」と、見返りを求めてくる。
- 理屈で言い返してくる: 「なんで? 昨日はやらなくてよかったじゃん」と、過去の事例を引き合いに出して反論してくる。
- 目を見て無視: こちらの指示が聞こえているはずなのに、あえて目を合わせてから作業を続行する。
言葉が達者になり、自分の考えを持てるようになったからこそ、拒否の仕方もバリエーション豊かになります。親としては「生意気だなぁ」と感じてしまうのも、無理はありません。
第2章|3歳は「命令=対等な交渉」だと捉え始める
なぜ、こんなに手強くなるのでしょうか。それは、3歳児の頭の中の「世界」が大きく広がったからです。
① 指示をそのまま飲み込まない
2歳の頃は、理由が分からなくても、勢いでやらせることができたかもしれません。 でも3歳になると、脳が「その指示は納得できるか?」「今やっていることより大事か?」を瞬時に判断し始めます。 彼らにとって、親の言葉は「絶対守るべきルール」ではなく、「検討すべき一つの提案」に近い感覚になっているのです。
② 自分の意思を尊重されたい
3歳は「赤ちゃん卒業」の時期。一人の人間として、自分の意見を聞いてほしい、自分で決めたいという欲求が爆発しています。 だから、上から目線の「命令」をされると、本能的に「自分を否定された!」と感じて反発したくなる。 彼らにとっての反抗は、ワガママではなく「自分の存在を確立しようとする一生懸命な努力」なんです。
第3章|2歳の拒否と3歳の拒否は、思考レベルが違う
よく「イヤイヤ期が長引いている」と思われがちですが、中身は進化しています。
- 2歳の拒否(反射): 「イヤ!」という感情が先。理由はあとづけ。
- 3歳の拒否(思考): 「今はこれを完成させたいから、お風呂には行けない」という自分なりのプラン(理由)がある。
「わかっててやらない」ように見えるのは、「あなたの言っていることは分かった。でも、僕の計画の方が今は優先順位が高いんだ」という、彼らなりの論理があるから。 この「自分なりの理由」を持てるようになったこと自体、実は素晴らしい知能の発達なんですよ。
第4章|「反抗期」ではなく「思考の成長段階」
私たちはつい「反抗期だから仕方ない」と片付けてしまいますが、視点を変えると、これは「思考力のトレーニング期間」でもあります。
指示をそのまま鵜呑みにせず、別案を出したり交渉したりする。これ、大人になって社会に出たら「自分の意見を持てる人」として重宝される能力ですよね。 3歳児は、家庭という安全な場所で、その練習を始めているのです。
とはいえ、親の方はたまったものではありません。 「時間がない!」「疲れてる!」「いい加減にして!」 そう思ってしまうのは、あなたが親として未熟だからではなく、相手(3歳児)がそれだけハイレベルな要求を突きつけてきているからなんです。
気持ちはあるのに、うまく言葉にできなくて爆発してしまうこと、ありますよね。
『おもちのきもち』は、自分の気持ちをうまく言えないもどかしさを、 やさしい物語で表現した絵本です。 癇癪やトラブルの前に、「こういう気持ちだったんだね」と 親子で気持ちを共有するきっかけになります。
第5章|親がやりがちなNG対応(責めないで聞いてくださいね)
余裕がないとき、つい言ってしまうこんな言葉。実は、3歳児の反抗心をさらに燃え上がらせてしまうことがあります。
- 「早くしなさい!」: 3歳児にとって「早く」は具体性のない言葉。何をどうすればいいか分からず、とりあえず現状維持(拒否)を選んでしまいます。
- 「何回言わせるの!」: 回数を指摘されても、子どもは「あ、ママが怒ってる」という恐怖しか感じず、指示の内容は頭に入りません。
- 「言うことを聞きなさい!」: これを言うと、親子関係が「勝ち負け」の対立構造になってしまいます。負けたくない3歳児は、さらに意地を張ってしまいます。
大丈夫ですよ。 1日に何十回も同じことを言っていれば、誰だってこうなります。親も人間。まずは「今日もよく言った、私!」と自分を労ってあげてくださいね。
「ダメ」と言うほど、わざとやっているように見えること…ありますよね。
『ぜったいに おしちゃダメ?』は、「禁止されるほどやりたくなる」 子どもの心理を、笑いながら体験できる参加型絵本です。 言うことを聞かない背景にある自己主張や試したい気持ちを、 親が少し客観的に受け止める助けになります。
第6章|3歳に伝わりやすい「声かけ」のコツ
それでは、どうすればバトルを減らせるのでしょうか。今日から試せる4つのコツを紹介します。
① 命令を「選択」に変える
「お片付けして!」ではなく、「赤いおもちゃから片付ける? 青いおもちゃからにする?」。 自分で選ばせることで、「命令された」という感覚が「自分で決めた」という満足感に変わります。主導権を少しだけ子どもに渡すのがポイントです。

② 理由は短く、メリットを添えて
「お片付けしないと、明日踏んで痛いし、掃除機かけられないし……」と長く説明するのは逆効果。 「片付けたら、絵本を読む時間ができるよ。どっちの絵本にする?」。 「これをやれば、いいことがある」という直近のメリットを、短く伝えます。
③ 子どもの案を一度「予約」する
「お風呂に入りたくない! まだ車で遊びたい!」と言われたら。 「そっか、まだ遊びたいよね。じゃあ、この車はお風呂から出たらまた遊べるように、ここに『予約』しておこうか?」。 一度気持ちを受け取り、妥協点を探る「交渉」の姿勢を見せると、子どもは驚くほどスムーズに動くことがあります。
④ 実況中継で作戦会議

「次は何をするんだっけ?」とクイズ形式にしたり、「今、お着替え列車が出発しまーす!」と遊びに巻き込んだり。 3歳児は「やらされている」と感じなければ、意外と協力的なパートナーになってくれるんです。
第7章|それでも言うことを聞かない日に
どんなに良い声かけをしても、ダメな日はダメです(笑)。 体調が悪かったり、眠かったり、あるいはただ単に「今日は絶対に譲れない!」という日だったり。

そんな日は、無理に正論で動かそうとしなくていいんです。 「今日はもう、パジャマで行っちゃおうか」 「お片付けは、ママが半分手伝っちゃうね」 そんなふうに、大人の側のハードルを下げても大丈夫。
一回言うことを聞かなかったからといって、わがままな大人になるわけではありません。大切なのは、バトルの回数を増やすことではなく、親子で笑える時間を少しでも増やすことですから。
「どう褒めて、どこまで叱ればいいのか…」と迷うこと、ありませんか?
モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育の視点から、「叱らなくても育つ関わり方」を丁寧に解説した一冊です。 3歳の自己主張や反発に振り回されているときこそ、親の軸を整えるヒントになります。
まとめ|3歳の「聞かない」は、考えている証拠
3歳の「言うことを聞かない」は、あなたへの攻撃ではありません。 それは、「僕(私)には僕の考えがあるんだ!」という、誇らしい自立の第一歩です。
わざと困らせているように見えて、実は本人も「どうすれば納得して動けるか」を模索している最中。 そんな時は、ちょっとだけ深呼吸して、「おっ、交渉人が現れたな」と面白がってみてください。
「今のあなたと、今の子どもで、ちゃんと大丈夫。」

今日もお疲れ様。明日は一つだけ、選択肢を提示する声かけを試してみてくださいね。
次の一歩として:
言うことを聞かないだけでなく、特定のルールにこだわって動かない……という方は、こちらの記事もヒントになるかもしれません。
👉 [関連記事:3歳の“謎ルール・こだわり”が急に強くなる理由]
3歳の「こだわり」と「反抗」は、実は同じ「自立の根っこ」から生えているんですよ。
あわせて読みたい|3歳育児の関連する悩み
こちらもおすすめ
このブログはPRを含みます
元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい育児に悩み、試行錯誤する現役ママです。
教育現場を知っているからこそ「正解」を押しつけず、
親子の心がふっと軽くなる材料を届ける伴走者でありたいと思っています。
- 子どもの絵から読み解く心のサイン
- 不登校・発達グレーとの向き合い方
- じっとしていられない子もOK!な個性派撮影
「一人で抱え込まなくて大丈夫」。
今日をやり過ごすヒントを一緒に探しましょう。




