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こんにちは、ITTI(いっちー)です。
3歳健診、本当にお疲れ様でした。
問診票のたくさんのチェック項目を埋め、当日は慣れない場所で泣いたりぐずったりするわが子をなだめ、ようやく終わった……と、どっと肩の荷が下りるはずだったのに。

なぜか、あの帰り道から、心の中がざわざわして落ち着かない。
お布団に入って、隣でスヤスヤ眠るわが子の寝顔を見ていると、医師や保健師さんから言われた「あの一言」が、何度も何度も頭の中で再生されてしまう。
「少し言葉がゆっくりですね」
「こだわりが強いかな? 様子を見ましょう」
「理解力に少し偏りがあるかもしれません」
否定されたわけじゃない。責められたわけでもない。
それなのに、まるでわが子のこれまでの成長や、自分の子育てのすべてをジャッジされたような、突き放されたような……そんな、胸が締め付けられるような夜を過ごしてはいませんか?

今日は、3歳健診で「指摘された言葉」が頭から離れなくなってしまったママやパパへ。 その不安の正体と、どうやってその言葉と向き合っていけばいいのか、一歩ずつ一緒に紐解いていきたいと思います。
読み終えたとき、あなたの呼吸が、少しだけ深く、楽になりますように。
第1章|なぜ3歳健診の言葉は、こんなに重く残るのか
乳児健診の頃は「順調に大きくなっていますね」で済んでいたことが多かったはず。なぜ、3歳健診になった途端、これほどまでに言葉の重みが増すのでしょうか。

3歳は「初めて評価される年齢」
3歳健診は、それまでの「体の発育(身長・体重)」を確認するフェーズから、一歩進んで「心と脳の発達(言葉・社会性・理解力)」が初めて本格的に“見える化”される場所です。
- 自分の名前が言えるか
- 丸が書けるか
- 大小や色の区別がつくか
チェック項目が具体的であればあるほど、親は「できているか、いないか」という「評価」にさらされている感覚に陥ります。 「わが子の発達」を見られているだけなのに、いつの間にか「自分の育て方」まで採点されているような、ひりひりとした緊張感を初めて強く持つのが、この3歳健診なのです。
「発達の個人差」が、急に現実味を帯びる瞬間
2歳までは「そのうち喋るよ」「まだ個性だよ」で済ませられていたことも、3歳という一つの区切りに来ると、急に「平均」や「基準」という物差しが現実味を帯びてきます。 待合室で隣に座っている子が、ハキハキと大人と会話している姿を見て、「あ、うちは違うかも」と、比較したくなくても比較が避けられない。 そんな中で受ける指摘は、親にとって想像以上に鋭い痛みとなって心に突き刺さるのです。
第2章|「指摘された言葉」に引きずられるのは、親が真剣だから
あの一言にずっと引きずられてしまう自分を、「私が弱いからだ」なんて思わないでくださいね。
2-1. 親は“言葉”ではなく“未来”を受け取ってしまう
専門職の方が放った「様子を見ましょう」という何気ない一言。 親は、それを単なる「今の状態」としてではなく、「この子のこの先ずっと続く物語」として受け取ってしまいます。
「小学校は普通に行けるのかな?」
「将来、社会に出て苦労するんじゃないかな?」
一言の裏側に、まだ見ぬ10年後、20年後の不安を勝手に繋げてしまう。それは、あなたがそれだけわが子の人生に責任を持ち、心から愛しているから。 言葉に引きずられるのは、あなたが親として「真剣」であることの何よりの証拠なんです。
家庭で見てきた姿と、社会の視点のズレ
家では、ママの冗談にケラケラ笑い、こちらの意図を汲み取って動いてくれる。
ちゃんと通じ合っている確信がある。
なのに、健診という「非日常」の場所で、緊張して固まっているわが子の一側面だけを見て「ゆっくり」と言われる……。 その「私が知っている本当の姿」と「社会からの評価」のズレに戸惑うのは、親として当然の反応です。どちらかが嘘なのではなく、3歳児はまだ「場所によって姿を変える」のが当たり前の時期なんですよ。
第3章|3歳は「できる」と「できない」が混在する発達の踊り場
3歳の発達というのは、階段を一段ずつ登るような綺麗な形をしていません。

3歳の発達は一直線じゃない
言葉が爆発的に増える時期もあれば、急に言葉数が減って「甘え」が増える時期もある。 社会性が伸びる時期もあれば、自分だけの世界に閉じこもる時期もある。 この「伸びる時期」と「止まる(ように見える)時期(踊り場)」を繰り返しながら、3歳児の心は育っていきます。
一時的に「赤ちゃん返り」をしたり、今までできていたことができなくなったりすることも、珍しいことではありません。健診の日が、たまたまその「踊り場」の時期に重なっていただけ、ということも往々にしてあるのです。
健診は「結果」ではなく「途中経過」
忘れないでほしいのは、健診の結果は「人生の確定診断」ではないということです。 それはあくまで、「その日の、その時間帯の、その会場での、その子の切り抜き」に過ぎません。 3歳児は、場所の雰囲気、お腹の空き具合、眠気、そして何より「ママの緊張」に驚くほど左右されます。健診の30分間で見えた姿が、その子のすべてを物語っているわけではないのです。
第4章|「様子見」という言葉が不安を大きくしてしまう理由
「様子を見ましょう」。この、専門家がよく使う言葉ほど、親を宙ぶらりんにさせるものはありません。

親にとっての「様子見」は、出口のない不安
「何をすればいいの?」「何もしなくていいの?」「いつまで待てばいいの?」 正解が分からないまま放置されているような感覚になり、焦りばかりが募ります。 「このまま様子を見ている間に、大切な時期を逃してしまうのではないか」という恐怖。その焦燥感が、健診の言葉をより重く呪縛のように変えてしまうのです。
「何かしなきゃ」と焦る前に
もし「様子見」と言われたら、それは「今すぐ何かを矯正しなければならないほど、深刻な問題ではない」と言い換えられることもあります。 3歳児の発達において何より大切なのは、特別な訓練やドリルではありません。 「自分は、今のままでも愛されている」という安心感と、親との温かい関係性です。 家庭で今日、あなたが子どもと一緒に笑い、美味しいねとご飯を食べ、ギュッと抱きしめて眠る。実は、それが一番の発達サポートになっているんですよ。
第5章|健診後、家でできる「心を守る整理のしかた」
あの一言がリフレインして止まらないとき、少しだけ心を整理するワークを試してみてください。
その言葉を、いったん紙に書き出してみる
頭の中でぐるぐる回っている「指摘された言葉」を、あえて紙に書いてみます。
「言葉が遅いと言われた」 それを書いた後、隣に「それの何が一番不安なのか」を書き足してください。

「将来が不安」「自分の育て方を否定された気がした」 こうして可視化することで、「あぁ、私は言葉の遅さそのものではなく、自分の育て方に自信を失っていたんだな」と、不安の正体が見えてきます。
「家庭で見ている姿」を同じくらい信じる
健診票の「できない」のチェックに目を向けるのと同じくらい、家で「できていること」を書き出しましょう。
- ママが笑うと笑い返してくれる
- 好きな電車の名前は全部言える
- 「おいしい」と言ってご飯を食べる 健診では測れなかった、この日常の積み重ね。それは、どんな専門職の指摘よりも、その子の成長を雄弁に物語る立派な証拠です。
ひとりで抱えない
どうしても不安が消えないなら、一人で悶々とするのはおしまいです。 園の先生や支援センター、かかりつけの小児科の先生に「健診でこう言われて、不安なんです」と素直に話してみましょう。 「相談する」ことは、「問題がある」ことではありません。 あなたが安心して育児をするための、大切な権利です。
第6章|それでも心がざわつく親へ
何度も何度もあの一言を思い出しては、ため息をついてしまう夜。
公園で他の子を見て「いいな、普通で……」と羨んでしまう日。
「あんなこと言わせちゃった。私がもっとこうしていれば」と、前向きになれない自分を責めてしまう瞬間。
そんな日があっても、いいんです。
親だって人間です。わが子のことを思えばこそ、揺れるし、凹むし、暗くなる。 その「ざわつき」は、あなたがわが子の未来を誰よりも切実に守ろうとしている「母性」や「父性」そのものです。 そんな自分を「ダメな親だ」なんて絶対に言わないでください。あなたは今日まで、その子を一生懸命に生かし、育ててきた。その事実は、健診のどんな判定よりも重く、尊いものです。
言葉でうまく説明できない気持ちが、行動や癇癪になって出ているのかも…と感じることはありませんか?
この本は、お絵かきを通して0〜3歳の気持ちや成長のサインをどう受け取るかを、 とても具体的に教えてくれます。 「うまく言えない気持ち」を描く・表すという形で見守る視点は、 癇癪や反発に悩む時期の親にとって、大きなヒントになります。
まとめ|3歳健診は「判定」ではなく「対話の入口」
3歳健診で言われた言葉は、あなたの人生や、お子さんの将来にレッテルを貼るものではありません。 それは、「これから、この子にどんなふうに寄り添っていこうか?」という、社会との長い対話の入口に過ぎないのです。
もし、指摘されたことが事実だったとしても、それは「今、そのサポートが必要な時期だよ」というサインであって、「もうダメだ」という宣告ではありません。
親がその子を見続けてきた時間は、健診のわずか数十分とは比べものにならないほど長く、濃いものです。 あなたがその子の瞳の中に見てきた「輝き」や「成長」を、他の誰が何と言おうと、まずはあなた自身が一番に信じてあげてください。
もし今日、この記事を読んで、少しだけ「ふぅ……」と息が吐けたなら、それだけで十分です。
「今のあなたと、今の子どもで、ちゃんと大丈夫。」

今夜は、健診の言葉を一度横に置いて、わが子の柔らかいほっぺを撫でて、ゆっくりお休みくださいね。
次の一歩として:
もし、今回の指摘が「癇癪」や「こだわり」に関するものだったなら、こちらの記事もヒントになるかもしれません。
👉 [関連記事:3歳の癇癪が激しくなる理由と、親が壊れないための向き合い方]
3歳の心の仕組みを詳しく知ることで、健診で言われた言葉が「なんだ、ただの成長過程だったんだ」と、少しだけ軽く感じられるようになるはずですよ。
あわせて読みたい|3歳育児の関連する悩み
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元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい育児に悩み、試行錯誤する現役ママです。
教育現場を知っているからこそ「正解」を押しつけず、
親子の心がふっと軽くなる材料を届ける伴走者でありたいと思っています。
- 子どもの絵から読み解く心のサイン
- 不登校・発達グレーとの向き合い方
- じっとしていられない子もOK!な個性派撮影
「一人で抱え込まなくて大丈夫」。
今日をやり過ごすヒントを一緒に探しましょう。




