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こんにちは、ITTIです。
今日も一日、本当にお疲れ様です。 今、このブログを読んでくださっているあなたは、お子さんの寝顔の横でスマホを開いているのでしょうか。
それとも、嵐のような一日を終えて、ようやく一息ついたところでしょうか。
2歳。 毎日が目まぐるしくて、気づけば朝から晩まで「イヤ!」と「待って!」の繰り返し。
ふとスマホのカメラロールを振り返ったとき、「あ、今日一枚も写真を撮ってない……」とか「泣き顔や怒った顔の写真ばかりだ」と、なんだか寂しい気持ちになったことはありませんか?

「ちゃんときれいな成長記録を残してあげたいのに、そんな余裕なんてこれっぽっちもない」
「SNSで見かける素敵なフォトブックや育児日記を見るたびに、自分は何もできていない気がして落ち込む」
でもね、これだけは最初に伝えさせてください。
「残したい」という気持ちと「余裕がない」という現実は、どちらも本当のあなたの姿です。
そして、余裕がなくて記録が残せなかったとしても、それは決して愛情が足りないからではありません。あなたは今、それほどまでに「2歳のわが子との今」を必死に生き抜いている。それだけで、もう十分すぎるほど立派なんです。
今日は、完璧を目指さない「2歳の残し方」と、その記録がいつか未来のあなたをどう助けてくれるのかについて、やさしくお話ししていきたいと思います。
成長を残したい気持ちと、余裕のなさの狭間で
子育てをしていると、常に「もっとこうしてあげたい」という理想と、思うように動けない現実とのギャップに苦しむことがありますよね。特に「記録」については、その焦りが出やすいものです。

スマホのカメラロールを見て落ち込む
ふと振り返ると、ブレた写真や、散らかった部屋の隅に写るお子さんの後ろ姿、あるいは自分の指が入り込んだ失敗作ばかり。 「もっと可愛く撮れたはずなのに」「この瞬間をちゃんと収めたかったのに」と、後悔の念が押し寄せてくることもあります。
SNSの“素敵な育児記録”に焦る
毎月整理されたフォトパネル、手書きの丁寧な育児日記。 誰かの素敵なアウトプットを見るたびに、「私は今日一日を回すだけで精一杯だった」と、自分を責めてしまう。
でも、知っておいてほしいのです。
2歳の育児は、そもそも「今を生き抜くこと」が最大のミッションです。
記録を残す余裕がないのは、あなたがそれだけお子さんの感情に、行動に、全力で伴走している証拠なんですよ。
2歳の「今」しかない、不格好で愛おしい姿
私たちが「残しておかなきゃ」と思うとき、ついつい「きれいに笑っている姿」や「イベントの様子」を想像してしまいます。でも、数年後のあなたを笑顔にするのは、実はもっと別の姿かもしれません。

うまく言葉にならない表情
一生懸命何かを伝えようとして、口を尖らせたり、眉間にシワを寄せたりする、その絶妙な表情。
中身がバラバラな言い間違い
「テレビ」を「テベリ」、「とうもろこし」を「とうもころし」。 今しか聞けない、期間限定の愛おしい響き。
不器用な動き
一生懸命に靴を履こうとして、かかとが入らなくてお尻をつく姿。
全力の感情表現
世界の終わりのように泣き叫ぶ顔、怒ってそっぽを向く背中。

整っていない姿、泥臭い日常、そしてあなたの「大変さ」が滲み出ている写真。 それこそが、あとで振り返ったときに一番胸が熱くなる、宝物のような記録になるんです。
完璧じゃなくていい、ハードルを地面まで下げる記録術

「記録しなきゃ」という思いを、少しだけ「お守りを持っておこう」くらいの軽さに変えてみませんか?
- 写真は「1枚」で十分 100枚撮ろうとしなくていいんです。一日の終わりに、寝顔を1枚撮る。それだけで、その日一日の頑張りはすべてパッケージされます。
- 動画は「数秒」で宝物 長い動画は編集が大変です。ただ歩いている姿、意味不明な言葉を発している姿、それを3秒撮るだけで十分。2歳の「動く質感」は、未来のあなたにとって最高の癒やしになります。
- メモは「一言」でいい 日記帳なんて開かなくていい。スマホのメモ帳や、LINEの自分専用グループに「今日、おにぎりを自分で食べた」「『イヤ』を100回言った」と一言書くだけ。
- 毎日じゃなくていい 一週間、一ヶ月空いても大丈夫。気づいた時に再開すれば、そこにはちゃんと「空白という名の忙しさ」が刻まれています。
「続けること」よりも「そこに残っていること」に価値があります。 不定期でも、不格好でも、残っているだけでそれは未来へのプレゼントになります。
振り返ったときに、記録が「親であるあなた」を救う
ここが、この記事で一番お伝えしたい核心です。 育児記録は、子どものためだけにあるのではありません。それは、未来のあなたを救うためにあるのです。

2歳のイヤイヤ期、癇癪、食べムラ、寝不足……。 真っ暗なトンネルの中にいるような今の時期も、いつか必ず終わりが来ます。 そして、お子さんが少し大きくなった時、当時の記録を見返してみてください。
そこに写っている不格好な写真や、ボロボロの育児メモは、あなたにこう語りかけてくれます。
「私、こんなに大変な時期を、一生懸命乗り越えてきたんだな」
「この子のために、こんなに心を砕いていたんだな」
記録は、「ちゃんとやっていた自分」を思い出させてくれる鏡です。
孤独を感じた夜、わが子を可愛いと思えなかった日の罪悪感。それらすべてを含めて「頑張っていた姿」を肯定してくれるのは、過去のあなたが残した、小さな記録たちなのです。
まとめ:今日は何も残せなくても、大丈夫
もし、今日が本当に大変な一日で、写真の一枚も、メモの一言も残せなかったとしたら。 それは、あなたが記録する隙もないほど、お子さんの「今」に没頭していた証拠です。

何も残せなかった今日という日を、あなたは全身で、心で、ちゃんと覚えています。 その記憶は、形にはならなくても、お子さんへの深い愛情としてあなたの中に刻まれています。
余裕がない時期を、ただ「生き抜いている」。 それだけで、あなたは十分にすごいです。立派です。
「また明日から頑張って撮ろう」なんて思わなくていいですよ。
「今日もここまで無事に過ごせてよかった」と、自分をねぎらって眠りにつきましょう。 その穏やかな心こそが、お子さんにとって一番の「生きた記録」なのですから。
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