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「もう1歳なのに、まだ歩かない」
誰かに言われたわけじゃないのに、
気づくと、頭の中で何度もつぶやいてしまう言葉です。
公園で、支援センターで、保育園の送迎のとき。
同じくらいの月齢の子が、よちよち歩いているのを見ると、
胸の奥が、きゅっとなる。
家では元気いっぱいなのに、
なぜか「歩かない」ことだけが、気になってしまう。
本当は比べたくない。
でも、比べてしまう。
これも、1歳育児あるあるかもしれません。
この記事では、
1歳でまだ歩かないときに感じやすい「あるあるな不安」を軸に、
- それが実は成長のサインであること
- 今日からできる、無理のない関わり方
をセットで、やさしく整理していきます。
「1歳で歩かない」は、実はよくあるある
あるある|「うちだけ遅い?」と急に不安になる夜
昼間はそこまで気にならなかったのに、
夜、写真フォルダを見返したとき。
1年前の写真と、今の写真。
たしかに大きくなっている。
できることも増えている。
それなのに、
「まだ歩いてないな…」
その一点だけが、急に浮かび上がってきます。
実は成長のサインかもしれません
まず知っておいてほしいのは、
1歳でまだ歩かない子は、決して珍しくないということ。
歩き始める時期には、かなり大きな個人差があります。
- 10か月で歩き始める子
- 1歳すぎてからゆっくり歩く子
- 1歳半近くで、ある日突然歩き出す子
どれも、同じように「よくある成長のかたち」です。
特に、
- 慎重な性格の子
- 体がしっかりしてから動きたいタイプ
- ハイハイや伝い歩きがとても上手な子
こうした子は、
「準備をじっくりする時期」が長いこともあります。
今日からできる関わり方
「歩かせなきゃ」と思わなくて大丈夫です。
今は、
その子のペースを信じて見守る時期かもしれません。
「遅れている」のではなく、
「準備中」。
そう思えるだけで、
気持ちが少し楽になることもあります。
歩く前には、ちゃんと通る道がある
あるある|歩かないのに、立ちたがる・動きたがる
靴を履かせようとすると、
立ち上がってふらっとする。
外出先で、
ベビーカーから降りたがって暴れる。
歩かないのに、
「動きたい気持ち」だけは、やたら強い。
これも、よくある光景です。
実は成長のサインかもしれません
歩く前には、こんな「途中のサイン」が見られることがあります。
- つかまり立ちをする
- 伝い歩きをする
- 立った状態で、手を離そうとする
- 転んでも、自分で体勢を立て直そうとする
- 行きたいものに向かって体を動かす
歩く=ゴール、ではありません。
歩くまでの準備運動をしているかどうか
ここが大切なポイントです。
今日からできる関わり方
無理に手を引いて歩かせなくても大丈夫。
- 安全なスペースを用意する
- 家の中で、たくさん動ける環境を作る
- 転びそうでも、すぐに抱き上げすぎない
「できるようにさせる」より、
「やりたくなる環境」を整えるイメージで十分です。
歩かないのに、登るのは得意問題
あるある|ソファには登るのに、歩かない
歩かない。
でも、ソファには登る。
歩かない。
でも、テーブルに手は届く。
「それなら歩けそうなのに…」
そう思ってしまう瞬間、ありませんか。
実は成長のサインかもしれません
これは、
体の使い方が分かってきている証拠でもあります。
歩くのはまだ怖いけど、
「これは安全そう」「これはできそう」
そんな判断ができるようになってきている。
慎重派さんには、とても多いタイプです。
今日からできる関わり方
登る動きも、大事な経験です。
- 危険な場所だけガードする
- 「ダメ!」より「こっちだよ」と誘導する
- 登れたら、さりげなく見守る
動きを止めすぎなくて大丈夫です。
ハイハイが速すぎて、歩く気がない説
あるある|親が追いつけないスピードのハイハイ
家の中を、ものすごい勢いで移動する。
外出先でも、目を離すとすぐ遠くへ。
「もう歩く必要なくない?」
と思うくらい、ハイハイが上達している。
実は成長のサインかもしれません
ハイハイは、
体幹やバランス感覚を育てる大切な動きです。
ハイハイが快適すぎると、
「わざわざ不安定な二足歩行をしなくてもいいや」
となることもあります。
これも、発達としては問題ありません。
今日からできる関わり方
ハイハイを、たくさんさせてあげてください。
- 床で一緒に遊ぶ
- 追いかけっこをする
- 写真を撮りながら見守る
今しか見られない姿でもあります。
どこまで様子見していい?相談の目安
あるある|「様子見って、いつまで?」と迷う
「様子見でいいですよ」
そう言われるけど、
いつまでが様子見?
これ、すごく分かりにくいですよね。
相談してもいい目安
よく言われる目安としては、
- 1歳半健診の時点で
- まったく立とうとしない
- 伝い歩きも見られない
この場合は、
一度相談してみると安心につながることがあります。
様子見で大丈夫なことが多いケース
- つかまり立ちがある
- 伝い歩きをしている
- 立ちたそうな様子がある
この場合は、
少しゆっくりなだけという可能性も高いです。
無理に歩かせなくて大丈夫
あるある|「ほら歩いて!」って言っちゃう
靴を履かせて、外に出たとき。
なかなか進まないと、つい出てしまう言葉。
「ほら、歩いて!」
「もう歩けるでしょ?」
言ったあとで、
ちょっと自己嫌悪。
実は大丈夫な時期です
歩くことが、
プレッシャーにならないことが大切です。
言われるほど、
「やりたくなくなる」こともあります。
今日からできる関わり方
- 抱っこもOK
- ベビーカーもOK
- 歩きたくなったら、任せる
1歳は、
歩く練習の時期ではなく、試している時期かもしれません。
不安になったら、頼っていい
あるある|夜に検索してしまう
家族が寝静まったあと、
スマホで検索。
「1歳 歩かない 遅い」
検索して、
余計に不安になる。
相談先は身近にあります
- 市区町村の保健センター
- かかりつけの小児科
- 1歳半健診
「歩かないんですけど…」
それだけで、十分です。
比べてしまうあなたは、ちゃんと向き合っている
比べないようにしようと思っても、
比べてしまう。
それは、
ちゃんと見て、考えて、悩んでいる証拠です。
あなたは、
「気づいていない」のではなく、
「ちゃんと気づいている」親です。
今は、
その子なりのスピードで、
ちゃんと前に進んでいます。
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