「1歳の誕生日、プレゼントも用意したけれど、何か手作りのものでも遊んであげたいな」
「でも、私は工作が苦手。凝ったものを作っても、すぐ飽きられたら悲しいし……」
そんな風に、手作りおもちゃに対して「ハードルが高いもの」というイメージを持っていませんか? SNSでおしゃれな手作りキッチンや、本物そっくりの知育玩具を見かけると、ついつい「あんなに立派なものを作らなきゃいけないの?」と、肩に力が入ってしまいますよね。
でも、ちょっと待ってください。
1歳児にとって、世界はまだ不思議なことだらけ。
彼らにとっては、高価な知育玩具も、お菓子が入っていた空き箱も、実は同じくらい魅力的な「実験対象」なんです。

せっかく気合を入れて作ったおもちゃよりも、そこらへんにあった「ティッシュの空き箱」や「ペットボトルのキャップ」に、30分以上も熱中しているわが子の姿を見て、苦笑いした経験はありませんか?(私は何度もあります……笑)
手作りおもちゃの本当の価値は、完成度の高さではありません。
「これ、なんだろう?」とお子さんの目が輝く、その一瞬にあります。
この記事では、不器用さんでも大丈夫、家にあるもので10分もあれば作れる、1歳児が本気で夢中になるアイデアを5つご紹介します。もし遊んでくれなくても、材料費はほぼゼロ!「まあいいか、また別のもの作ってみよう」と、パパとママが笑顔でいられるくらいの、ゆるくて楽しい工作を一緒に始めましょう。
この記事の内容
手作りおもちゃの魅力
「買ったほうが早いし、壊れないのでは?」と思うかもしれませんが、手作りには既製品にはない、1歳児の発達にぴったりの良さがあります。
触感や音など、五感をダイレクトに刺激する
市販のおもちゃは安全のために角が丸く、手触りも均一なものが多いですが、手作りなら「布のザラザラ」「空き缶のカチャカチャ」「ビニールのシャカシャカ」など、さまざまな質感や音を組み合わせて作れます。この「違った感覚との出会い」が、1歳児の脳を心地よく刺激します。
安全を親がコントロールできる
「このパーツはまだ飲み込みそうだから大きくしよう」「ここは柔らかい素材で保護しよう」と、一番近くにいるパパやママが、お子さんの発達に合わせてカスタマイズできるのが最大の強みです。
「立派でなくていい」「飽きても大丈夫」
手作りの最大の魅力は、親が「失敗してもいいや」と思えることです。1歳児の集中力は数分。飽きてポイされても、「あ、今はこれに興味なかったんだね。じゃあ、明日はあっちにしてみようか」と、親の心のダメージが少ない(笑)のが、手作りのいいところです。
家にあるものでOK
- 空き箱、ペットボトル、紙コップ、使い古した布、余ったリボン 特別な材料は必要ありません。ゴミ箱に行くはずだったものが、パパとママの手を通すことで「魔法の道具」に変わります。
1歳児が夢中になる5つの簡単アイデア
それでは、具体的にお子さんの目が釘付けになるアイデアをご紹介します!
① 色合わせボックス
【材料】 空き箱、色紙(またはペン)、色付きのボールやブロック
【作り方】
- 空き箱の蓋に、いくつかの穴を開けます。
- 穴の周りに赤、青、黄色などの色紙を貼ります。
- 同じ色のボールやペットボトルのキャップを、同じ色の穴に入れて遊ぶだけ!
【ポイント】 最初は「色を合わせる」のは難しいかもしれません。でも、「穴の中に物が入って消える」という現象だけで、1歳児は何度も繰り返したくなります。
② 布の無限引っ張り遊び
【材料】 ティッシュの空き箱、いらなくなった布(ハンカチや布切れ)を数枚
【作り方】
- 布同士を軽く結んでつなげます。
- それをティッシュ箱の中に入れます。
- ティッシュを抜くように、次から次へと布が出てくる仕組みです。
【ポイント】 本物のティッシュを全部抜かれると悲鳴が出ますが、これならいくら抜いてもOK!「まだある!まだある!」という驚きが、集中力を引き出します。
③ 空き箱スタッキング
【材料】 大きさの違う空き箱(お菓子の箱など)数個
【作り方】
- 箱の中に新聞紙を詰めて少し重さを出し、テープで封をします。
- 必要なら可愛い紙を貼りますが、そのままでもOK。
【ポイント】 「積む」よりも「崩す」のが1歳児の専門職。パパが積んだそばから「ダーッ!」と崩す。その爽快感が、彼らにとっては最高のご褒美です。
④ シャカシャカ・マラカス
【材料】 小さめの空きペットボトル(R-1の容器などが持ちやすいです)、ビーズや小豆、マカロニ
【作り方】
- ボトルの中に好きなものを入れます。
- 【重要】 蓋をきつく閉め、さらにビニールテープでこれでもかとぐるぐる巻きにします(誤飲防止)。
【ポイント】 入れるものによって音が変わります。「ジャラジャラ」「サラサラ」。踊りながら振るだけで、家の中が楽しいコンサート会場に!
⑤ ホワイトボードのマグネット遊び
【材料】 100均のホワイトボード、大きめのマグネットシート
【作り方】
- ホワイトボードを壁に固定するか、床に置きます。
- 動物の絵を描いたマグネットなどを用意します。
【ポイント】 「くっつく」「はがれる」という不思議。指先の力を使う練習にもなります。お絵描きが好きな子なら、専用のマーカーを持たせてあげるのもいいですね。
遊び方の工夫
おもちゃができたら、あとはどう遊ぶかです。
- 遊びは短時間でOK: 1歳児の集中力は「年齢+1分」とも言われます。5分遊んだら大成功!と思っておきましょう。
- 親が先回りしない: 「こうやって遊ぶんだよ」と教えたくなりますが、ぐっと我慢。彼らが「新しい遊び方(例えば、マラカスを転がしてみるなど)」を発明するのを、ニコニコ見守ってあげてください。
- 飽きたら潔く片付ける: ずっと出しておくと風景の一部になって飽きてしまいます。数日おきに出し入れすると、新鮮さが長持ちします。
安全・片付けのポイント
手作りだからこそ、安全チェックは入念に。
- 誤飲に注意: ペットボトルのキャップや小さなビーズは、必ずテープで固定するか、絶対に中身が出ない工夫をしてください。
- 角の保護: 段ボールの切り口は意外と鋭いので、テープで保護してあげると安心です。
- 片付けも遊びの一部: 「箱の中にバイバイしようね〜」と声をかけながら、一緒に片付ける習慣を。……と言いつつ、最終的にはパパとママが片付けることになりますが(笑)、それもまた1歳の日常です。
親の不安を和らげる声かけ
最後に。おもちゃを作って、もしお子さんが見向きもしなかったとしても、こう自分に声をかけてあげてください。

「よしよし、今は別のことに興味があるんだね。私の工作スキルが1上がったから、次はもっとすごいの作っちゃうぞ!」
「うまくできなくても大丈夫。失敗も遊びの一部。」 親が肩の力を抜いて楽しそうに何かを作っている姿こそが、お子さんにとって一番の「いい刺激」になるはずです。
まとめ|手作りおもちゃは「今だけ」の宝物
1歳の手作りおもちゃは、立派である必要は全くありません。 家にある空き箱やペットボトルが、お子さんの手にかかれば無限の可能性を秘めたお宝に変わります。
- 身近な材料で10分工作。
- 五感を刺激する工夫をプラス。
- 飽きてもOK、また次を作ればいい。
いつかお子さんが大きくなったとき、「こんなので夢中で遊んでたんだよ」と、ボロボロになった手作りおもちゃの写真を見せてあげる……。そんな未来の自分たちへのプレゼントだと思って、気楽に楽しんでみてくださいね。
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いっちー
元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい児の葛藤に、涙でティッシュの山を築きながら向き合っている現役の母です。
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