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こんにちは、ITTI-BLOGへようこそ。
今日も、鼻水ズルズルの我が子を抱えて、病院の待合室で長い時間を過ごしているあなたへ。
本当にお疲れ様です。
「先週も小児科に来たばかりなのに……」
「仕事も全然行けないし、もう何度目だろう」
「私のケアが悪いのかな? 部屋が寒かったのかな?」
次から次へと熱を出し、鼻水を出し、耳を痛がる我が子を前に、不安と申し訳なさと、そして「いい加減にして〜!」という叫びたいような疲れが溜まってしまいますよね。
でも、まず最初にお伝えさせてください。
1歳児がこれでもかというほど病院に行くのは、あなたが悪いわけでは決してありません。
むしろ、お子さんがこの世界のウイルスや菌と戦って、一生モノの「強さ」を手に入れようとしている、とても大切なステップの真っ最中なんです。
今日は、なぜ1歳児はこんなにも頻繁に病院にお世話になるのか、その理由と「ママの心の守り方」について、やさしく紐解いていこうと思います。
「免疫の貯金」を必死に貯めている時期だから
体の中では、毎日が「大運動会」!
赤ちゃんは、お腹の中にいるときにお母さんから「免疫(病気と戦う力)」を分けてもらって生まれてきます。でも、その貯金は生後半年くらいから少しずつ減り始め、1歳になるころにはほとんど底をついてしまいます。
【理由:自分の力で戦い始めた証拠】
1歳からは、自分の力で「免疫の貯金」を貯めていかなければなりません。 鼻水が出たり、熱が出たりするのは、体の中に初めて入ってきたウイルスに対して、お子さんの免疫システムが「よし、戦うぞ!」とスイッチを入れているサインです。
一度熱を出すたびに、お子さんの体の中には「このウイルスにはこう戦えばいいんだな」という「対抗策(抗体)」が蓄積されていきます。今、頻繁に病院へ行くのは、将来の健康のための「ワクチン」を日常の中でコツコツ作っているようなものなんですよ。
「初めて」の場所が増える時期だから
保育園、公園、児童館……世界はウイルスでいっぱい!
1歳を過ぎると、歩けるようになったり、保育園に入園したりと、お子さんの世界がグンと広がりますよね。
【理由:洗礼の時期】
特に保育園に入ったばかりの頃は、「保育園の洗礼」なんて言葉があるほど、次から次へと病気をもらってきます。 「入園して1ヶ月、まともに登園できたのは3日だけ……」なんていうのも、実は1歳児あるある。 集団生活の中には、家庭にはいない種類のウイルスがたくさんいます。まだ免疫が「まっさら」な1歳児にとって、それはもう、刺激的な出会いの連続なんです。
「体の構造」がまだ未発達だから
鼻と耳が近すぎる!1歳児の弱点
「ただの風邪だと思ったのに、すぐ中耳炎になっちゃう」というのも、1歳児によくある悩みです。
【理由:耳管(じかん)が短くて太い】
1歳くらいの子どもは、鼻と耳をつなぐ管が大人に比べて短く、水平に近い形をしています。そのため、鼻水が出るとすぐに耳の方へ菌やウイルスが流れ込んでしまい、中耳炎になりやすいんです。
「また中耳炎……」と落ち込むかもしれませんが、これは「1歳児の体の設計上、仕方のないこと」。成長とともに管が長く、斜めになっていくので、自然と回数は減っていきます。今は「そういう構造なんだな」と割り切って、早めにお薬をもらって乗り切りましょう。
ママの心を守るための「3つの考え方」
病院通いを「修行」にしないために
毎日病院に行っていると、体力的にも精神的にも追い詰められますよね。そんな時は、こんな風に考えてみてください。

① 「今、免疫のアップデート中!」
病院に行くたびに、お子さんの体のセキュリティソフトが最新版に更新されています。「よし、これでまた一つ強くなったな」と、ポジティブに捉えてみましょう。
② 「しつけや環境のせいじゃない」
「昨日薄着にさせたからかも」「私の掃除が足りないのかも」……そんな風に自分を責めないでください。どれだけ気をつけていても、1歳児は病気になります。それは、彼らが外の世界を一生懸命生きている証拠ですから。
③ 病院帰りは「ご褒美タイム」に
病院に行った日は、もうそれだけで大仕事終了です。夕飯はレトルトやお惣菜で済ませ、ママも早めに休みましょう。「病院に行った日は、自分を甘やかす日」と決めてしまうのが、長く続く育児のコツです。
まとめ:いつか「あんなに通ったね」と笑える日が来る
今は週に何度も小児科に通い、薬を飲ませるのに苦労し、夜中におでこを触ってハラハラする日々かもしれません。でも、この「病院通い」は一生続くわけではありません。
体の機能が整い、免疫の貯金がしっかり貯まってくる3歳、4歳ごろには、嘘のように病院へ行く回数が減っていきます。
今のこの時期は、お子さんが「強い体」を作るための大切なトレーニング期間。 そして、あなたがそんなお子さんを懸命に支えている、とても尊い時間です。
「なんでうちの子だけ……」なんて思わなくて大丈夫。みんな、待合室の椅子で同じように肩を落としている仲間がいます。
今日を乗り切ったあなたに、心からの拍手を。
今夜は、お子さんと一緒に、少しでも長く眠れますように。
ITTI-BLOGは、鼻水吸い器と戦うあなたを、今日も応援しています。
このブログでは、子育て中のちょっとした悩みや工夫、
子どもの行動の心理をわかりやすく紹介しています。
ときには心理診断コンテンツで気分転換も♪
育児を「ちょっと気ラクに、ちょっと楽しく」感じられるような記事を発信中です😊
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
このブログでは、子どもの絵から心理を読み取り、心の成長や表現力を親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
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