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こんにちは、ITTI-BLOGへようこそ。
今日も一日、本当にお疲れ様です。
1歳を過ぎて、離乳食から幼児食へとステップアップしていく時期。
せっかく栄養バランスを考えて、彩りも良く、食べやすい大きさに切って……と、ママが一生懸命作った「愛情たっぷりご飯」。
それなのに、一口食べたと思ったら椅子から脱走!
床にはご飯粒が散乱し、お皿はひっくり返され、子どもはリビングの隅でミニカーに夢中……。
「ねえ、座って食べて?」「あと一口だけ!」と追いかけ回しながら、冷めきった自分のご飯をかき込む毎日。そんな日々が続くと、心も体もボロボロになってしまいますよね。
「私の言い方が悪いのかな?」「いつになったら静かに食べてくれるの?」と、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。でも、断言させてください。あなたは本当によく頑張っています。
1歳児の「遊び食べ」や「立ち歩き」は、ママのしつけ不足ではなく、お子さんの「脳と体が劇的に成長している証」なんです。
今日は、そんなカオスな食卓を卒業し、親子で笑顔の食事時間を手に入れるための「具体的5ステップ」を、1歳児の心理を紐解きながらご紹介します。この記事を読み終わるころには、「明日からこれを試してみようかな」と少しだけ心が軽くなっているはずですよ。
ステップ1:食事の「環境」を物理的に整える
「集中できない」のは、世界が魅力的すぎるから
まずは、お子さんが食事に集中できない「根本的な理由」を考えてみましょう。 1歳児にとって、この世のすべては未知のワクワクで溢れています。テレビの音、転がっているおもちゃ、窓の外を通る車……。そんな中で「じっと座って咀嚼する」というのは、実は東大の入試問題に挑むくらい(!)高度な集中力が必要なことなんです。
【具体的な行動例】
- 視界からおもちゃを消す: 食卓から見える範囲にあるおもちゃには布をかけたり、ボックスに片付けたりして、「今はご飯の時間だよ」という視覚的な合図を送ります。
- テレビ・スマホはオフ: 生活音がないと寂しいかもしれませんが、まずは「食べる」ことに全神経を集中させてあげましょう。
- 足がつく椅子を選ぶ: これ、意外と盲点です。足がぶらぶらしていると体幹が安定せず、落ち着きがなくなります。足置きがある椅子を使い、しっかり足の裏がつくように調節してあげてください。
【1歳児の心理・成長の意味】
この時期の子どもは、「注意の切り替え」がまだうまくできません。一度おもちゃが目に入ると、脳が「遊びモード」に一気にシフトしてしまいます。環境を整えることは、お子さんの未熟な集中力をサポートしてあげる、優しい「環境のプレゼント」なんです。
ステップ2:「お腹が空いている」状態をデザインする
「最高のおかず」は、空腹であること
一生懸命作ったご飯を食べてくれないと悲しいですが、もしかしたらお子さんは「単にお腹が空いていない」だけかもしれません。1歳を過ぎると、体の成長曲線が少し緩やかになり、それほど大量のエネルギーを必要としない日も出てきます。
【具体的な行動例】
- 食事前の運動を増やす: ご飯の1時間前には、室内でもいいのでしっかり体を動かしてエネルギーを消費させましょう。
- おやつの時間と量を固定する: おやつ(補食)はあくまで食事を補うもの。ダラダラ食べさせず、「○時にこれだけ」と決めることで、食事の時間にしっかり空腹を感じられるようにします。
- 飲み物の与えすぎに注意: 牛乳やジュースでお腹がいっぱいになってしまう子も多いです。食事前は麦茶や水にするなどの工夫を。
【1歳児の心理・成長の意味】
「空腹を感じ、それを満たすために食べる」というサイクルは、自律神経の整いにもつながる大切な成長ステップです。お腹が空いていれば、立ち歩く暇もなく夢中で食べてくれるもの。食べない時は「今はエネルギーが足りているんだな」と、ポジティブに捉えてみてくださいね。
ステップ3:食事の「制限時間」を宣言し、実行する
「ダラダラ食べ」は親子ともにストレスの元
1歳児の集中力が続くのは、長くても15分から20分程度です。それ以上座らせておくのは、大人で言えば3時間の会議に無言で出席させられているようなもの。立ち歩きが始まったら、それは「僕(私)の集中力は限界です!」というサインかもしれません。
【具体的な行動例】
- 「あと○口で終わりにしようね」と予告する: 遊び始めたら、「あと3口食べたらおしまいにしようか」と、終わりの見通しを立ててあげます。
- 20〜30分で切り上げる: お皿を下げてしまいます。たとえ半分以上残っていても、「今日はこれでおしまいね。ごちそうさまでした」と完結させます。
- 「下げて悲しい」気持ちを受け止める: お皿を下げて泣くようなら、「もっと食べたかったね。でも遊び始めたからおしまいだよ。次は座って食べようね」と、共感しつつルールを伝えます。
【1歳児の心理・成長の意味】
このステップで学べるのは、「因果関係」です。「遊んだらご飯がなくなる」という結果を繰り返すことで、次第に「食べたいなら座る」というルールを理解し始めます。最初はママの勇気が必要ですが、これを徹底することで、半年後の食事時間は劇的に楽になりますよ。
ステップ4:「手づかみ」を存分に謳歌させる
ぐちゃぐちゃは、五感を育てる「食育」のピーク
スプーンを使わせたい、汚さないでほしい……。その気持ち、痛いほどよく分かります。でも、1歳児にとっての食事は、栄養摂取であると同時に「触覚の実験場」でもあります。手で触り、握りつぶし、温度や硬さを確かめることで、脳はフル回転で発達しているんです。
【具体的な行動例】
- 「汚されてもいい」対策を万全に: 床には新聞紙やレジャーシート、袖には長袖エプロン。ママの精神衛生を守るために、後片付けが楽になる仕組みを徹底します。夏ならそのままお風呂へGO!
- 一口サイズのメニュー: おにぎり、おやき、スティック野菜など、手づかみしやすい形状にします。
- 「ぐちゃぐちゃ」を叱らない: 食べ物で遊んでいるように見えても、「あ、感触を確かめているんだな」と心の中で唱えて、見守ってみましょう。
【1歳児の心理・成長の意味】
手で触れることは、「自分の意思で食べる(自食)」の第一歩です。道具を使う前段階として、自分の手の感覚を研ぎ澄ませている時期。ここで存分に触らせてあげると、満足感から落ち着いて食べるようになる子も多いんですよ。
ステップ5:ママ・パパが「美味しそうに」食べる姿を見せる
子どもは、世界一の「真似っこ名人」
「早く食べなさい」「座りなさい」と指示ばかり出していると、食事の時間は「怒られる時間」になってしまいます。1歳児が一番興味があるのは、大好きなお母さんが何をしているか、なんです。
【具体的な行動例】
- 一緒に「いただきます」: 子どもにだけ食べさせるのではなく、ママも横で一緒に食べましょう。
- 「これ、おいしいね!」と実況中継: 「このお人参、甘くておいしい〜!」「シャキシャキ音がするよ」と、ポジティブな言葉をこれでもかと投げかけます。
- 食べなくても気にしないふり: ママが美味しそうに食べていると、子どもは「ママが食べてるアレ、怪しくなさそうだな。一口もらおうかな」と興味を持ち始めます。
【1歳児の心理・成長の意味】
この時期の子どもには、他人の行動を鏡のように真似する「ミラーニューロン」という脳細胞が活発に働いています。しつけとして教え込むよりも、ママが楽しそうにしている姿を見せる方が、100倍の効果があるんです。「食事=楽しいイベント」という記憶を植え付けてあげましょう。
おわりに:明日の朝、笑えるために
いかがでしたか? 5つのステップ、すべてを完璧にやる必要はありません。まずは「今日はテレビを消すだけやってみようかな」という、スモールステップで十分です。
1歳児の育児は、毎日が想定外の連続です。 頑張って作ったハンバーグを床に投げ捨てられた時。 立ち歩く我が子を追いかけて、膝をついた時。 情けなくて、涙が出てくることもあると思います。
でも、忘れないでください。 その「困りごと」は、お子さんが「自分の足で立ち、自分の意思で動けるようになった」という素晴らしい成長の副作用なんです。
今はカオスな食卓も、数年後には「あんな時期もあったね」と笑える日が必ず来ます。 それまでは、便利グッズに頼り、手抜きを覚え、時には「今日はバナナだけでいいや!」と開き直りながら、あなたの心を守ることを最優先にしてくださいね。
ITTI-BLOGは、頑張りすぎるあなたの味方です。
今日もお疲れ様でした。ゆっくり休んでくださいね。
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