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こんにちは、いっちーです。
突然ですが、絵の具を前にしてフリーズする我が子を見たこと、ありませんか?
「手にベタッとつくの、ムリ…」
「なんか…においが、ムリ…」
わかります。
アートって、本来は「自由で楽しい!」はずなのに、感覚が敏感な子にとっては、地味にハードルが高いんですよね。手が汚れるのが嫌な子、増えてきている気がします。
でも、そんな子ほど、本当はすっごく豊かな感性を持っています。
だったらその“感じやすさ”を、まるごと受けとめたアートの形があってもいいじゃない?というわけで…
今回は、音や手ざわりに配慮した「やさしいアート遊び」を、実例&チェックリストつきでご紹介します。
しかも、すべておうちでできる簡単な工夫ばかり!
「これならウチの子もやってみたいかも」
そんな“最初の一歩”になったらうれしいです。
アートを嫌がる子に共通する“心理サイン”とは?
「うちの子、絵の具を見るとすぐ手を引っ込める…」「アートの時間になると逃げ回る…」
そんなお子さんに共通する心理サインを見てみましょう。実はこんな気持ちかもしれません。
- 刺激に敏感:手ざわりやにおい、音が強く感じすぎる
- 失敗経験のトラウマ:一度でも失敗してしまった体験が心に残っている
- ペースの違い:周りと同じ速度でやるのが難しい
つまり「イヤ!」は、子どもなりの防衛サインなんですね。
親が理解して受けとめるだけで、アートが“怖いもの”から“やってみたいもの”に変わるきっかけになります。
そもそも「感覚過敏」って?
感覚過敏と聞くと、ちょっと構えてしまうかもしれませんが――
実は、「ちょっとした違和感に気づきやすいセンサーの持ち主」ということなんです。
たとえば、
- シャツのタグが首にチクチクするのが気になる
- トイレのハンドドライヤーの音にビクッとする
- 手に何かがくっつく感覚がどうしても苦手
これ、本人にとっては「ものすごくリアルな違和感」。
無理に慣れさせようとすると、かえってアート=苦手なもの、というイメージがついちゃいます。
だからこそ、子どもの“無理ないペース”を大事にするアート遊びが大切なんです。
感覚過敏の子とのアート時間を楽しむ3つのコツ
では、具体的にどうしたら楽しくアートできるのか?
親しみやすく、ハードルを下げる3つのコツをご紹介します。
- 無理強いしない
「やってみよう!」の声かけはOK。でも、やりたくないときは強制しない。
小さな選択肢を尊重することで、子どもの自信と興味が育ちます。 - 選べる環境を作る
手で触るのが苦手なら筆やビー玉、マスキングテープなど、手を汚さず遊べる道具を用意。
「どれで遊ぶ?」と聞くと、子どももワクワクします。 - 感触を事前に知らせる
「これ、ちょっとベタベタするよ」「音は小さめだよ」と伝えるだけで安心感がUP。
心理的な“準備”は、遊びへのハードルをぐっと下げます。
感覚過敏の子も安心して楽しめる「やさしいアート遊び」5選
それでは早速、感覚過敏のお子さんでも「これなら楽しめそう!」となるアート遊びを、実例とともにご紹介します。
1. 指を使わないでOK!「ビー玉アート」
【やさしさポイント】触覚:◎|音:○|におい:◎
箱の中に紙を敷いて、上から絵の具をつけたビー玉をコロコロ転がすだけ!
手は汚れず、偶然できる模様に大人もワクワク。

色選びの楽しさもあるので、「感性を形にする」入り口としてぴったりです。
2. 音が気になる子には「水筆ぬりえ」
【やさしさポイント】触覚:◎|音:◎|におい:◎

ショウワノート(Showa Note) ポケットモンスター みずぬりえ2
絵の具じゃなくて、水だけで色が出る不思議なぬりえ。
筆に水をつけて塗ると、すーっと色が浮かび上がってくるんです。まるで魔法!
音もなく、においもなく、手も汚れない。
集中しやすくて、気持ちも落ち着く子が多いんですよ。
3. 「お水でおえかきボード」:乾くと消える、魔法みたいなお絵描き
おえかきはしたいけど、手にインクやクレヨンがつくのがイヤ…。そんなときの救世主がこれ。
水だけで描けて、乾いたら自然に消える「お水でおえかきボード」です。

【Amazon.co.jp限定】パイロット スイスイおえかき あお(限定品おえかきブックセット) 1.5歳以上 ぬりえ 知育 1歳 2歳 3歳
筆や専用ペンに水をつけて描くだけで、カラフルな絵が浮かび上がるという魔法のような体験。
においも音もゼロ。手が汚れることもなし。おまけに何度でも使えるので、エコ&お財布にもやさしい。
乾いて消える様子を見るのも楽しいので、「また描きたい!」という気持ちが自然に育ちます。
4. 「マスキングテープアート」:貼ってはがせて安心。手も気持ちもフリー
貼るのが大好きな子には、マスキングテープアートもおすすめ。
色とりどりのテープを、画用紙に貼って模様を作ったり、ちぎってコラージュしたり。
音は静か、においもなし。手は汚れず、素材は軽くて扱いやすい。
何より、「失敗しても、はがせばいい」という安心感が、子どもにとって大きな味方になります。
「間違えた!」が「やり直せる」に変わると、アートの楽しさがぐんと広がります。
5. 「ジェルシートあそび」:プニっと触れて、視覚でたのしむ感触アート
ちょっとユニークな選択肢としてご紹介したいのが、ジェルシートを使ったアート遊びです。
透明な袋にジェルや小さなビーズを入れて密封し、その上から指で押したり、絵をなぞったりして遊ぶもの。

ジェルの感触が気持ちよく、手に直接つかなくても感覚的な刺激が楽しめるのがポイントです。
「手を汚したくないけど、ちょっと感触あそびはしてみたい」そんな微妙なラインにもぴったり。
袋の中に入れる素材を変えれば、視覚的にも飽きずに何度も楽しめます。
「できた!」が自信になる、小さな成功体験を
感覚が敏感なお子さんにとって、アートは「ちょっと挑戦」でもあります。
でも、「やってみたら楽しかった」「できた!」の経験は、自己肯定感の芽になります。
無理に“普通”に合わせるのではなく、
その子のペースで、その子らしいアート体験を。
お子さんの感性がのびのび育つ、そんなきっかけになるとうれしいです。
家庭でのアート遊びQ&A
最後に、よくある疑問をまとめました。
ちょっとしたモヤモヤも、これでスッキリ!
Q1:触るのがイヤなのにアートをさせる意味はある?
→ 無理に触らせる必要はありません。「見るだけ」「道具を選ぶだけ」でも、感性は育ちます。
Q2:発達障害やHSCとの違いは?
→ 感覚過敏は誰にでも部分的にあるもの。HSCや発達障害とは重なることもありますが、焦らず“その子の感じ方”を受け止めることが大切です。
Q3:兄弟で楽しむ工夫は?
→ 上の子が自由にやっても、下の子は“見学”からスタート。
小さな成功体験を積み重ねることで、みんなで楽しめる時間になります。
🎨 感覚過敏キッズが安心して遊べるチェックリスト
- ☑ 手が汚れない工夫がある(手袋・道具を使う)
- ☑ 音・においの少ない素材を選ぶ
- ☑ “やめてもいい”雰囲気を作る
- ☑ 片付けも簡単でストレスがない
- ☑ 「できた!」を一緒に喜べる
✨ おわりに:アートは「こうあるべき」じゃなくていい
感覚が敏感なお子さんにとって、「遊ぶ」ことさえハードルが高く感じられることもあります。
でも、手が汚れない・においが少ない・音が静か――そんな小さな工夫が、
アートの世界への扉をふわりと開いてくれるかもしれません。

アートは「絵具で大胆に描く」だけじゃありません。
貼る・なぞる・感じる・見る――どれも立派な表現です。
お子さんの「これならできそうかも」というサインを見逃さず、
「できた!」という小さな喜びを、一緒に味わってくださいね。
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