
忙しい毎日を送る父親にとって、子どもに絵本を読んであげる時間を作るのは、決して簡単ではありません。特に仕事から帰るのが遅く、寝かしつけの時間にはもう間に合わない、なんてことも多いですよね。でも、たとえ短縮バージョンでも、父親が絵本を読んでくれる時間って、子どもにとっては思った以上に大切なものだと感じています。
私自身、子ども時代にそんな時間をよく持ちました。父は仕事から帰るのが遅く、でも寝る前のほんの数分、必ず絵本を読んでくれたんです。もちろん、ストーリーは端折られまくりで、いわば「桃太郎」の超簡略版。でも、それがまた私にとっては最高の時間だったんです。おそらく、父がどんなに忙しくても、私に絵本を読んでくれることに深い愛情を感じていたんだと思います。
今、振り返ってみると、あの瞬間が親子の絆を深める貴重なひとときだったんだなと実感しています。絵本の内容がどれだけ深くても、何よりも大切なのは、その時間に込められた愛情。その愛情を感じながら、安心して眠りにつけたのは、今も良い思い出として心に残っています。
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今の時代、オーディオブックやアプリで簡単に絵本を聞くことができる時代ですが、やはり親が直接声を出して絵本を読んでくれるあたたかさには、どんな便利なツールでも敵わないと思います。絵本の読み聞かせは、ストーリーを覚えることよりも、そのひとときに親が伝えたい気持ちを感じることが大切なんです。
子どもが寝る前の数分、親が一緒に絵本を読んでくれるだけで、子どもは深い安心感を得られ、親子の絆も強くなります。もちろん、日々の忙しさに追われる中で、絵本を読む時間を作るのは難しいかもしれません。しかし、ほんの少しの時間でも、子どもに対する愛情を直接伝えるその瞬間が、きっと子どもの心に残り、温かい思い出となるでしょう。
忙しい毎日だからこそ、絵本を読んであげることで、親子の絆を深め、子どもに安心感を与えることができる。そんなことを再認識した日でした。これからも、わずかな時間を大切にして、子どもとの絆をもっと深めていきたいと思っています。

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子どもが「読んで!」と言いたくなる絵本選びのコツ
子どもが夢中になる絵本には、“共感”や“参加”がしやすい仕掛けがあります。
ポイントはこれ:
- 動物や擬音が出てくる絵本(例:『だるまさんが』)
- リズムが心地よいもの(例:『もこもこもこ』)
- 何度読んでも発見があるもの(例:『ぐりとぐら』)
年齢別・発達段階に合わせた絵本選びのポイント表
年齢の目安 | 発達の特徴 | おすすめの絵本タイプ | 理由・効果 |
---|---|---|---|
0~1歳 | 視覚・聴覚への反応が中心 感覚を楽しむ段階 | ■ リズムのある絵本 ■ 簡単なしかけ絵本 | 音の繰り返しやリズムが心地よく、親の声に安心感を得る しかけで視覚的刺激も◎ |
1~2歳 | 繰り返しが大好き 言葉を覚え始める | ■ 繰り返し表現のある絵本 ■ 動作絵本 | くり返し表現で言葉を自然に吸収しやすい 真似することで体の動きと連動 |
2~3歳 | 自己主張が強くなる 想像力も発達 | ■ しかけ絵本 ■ 感情を扱う絵本 | 開けたりめくったりの遊びが好き 「いや」「すき」など感情表現の共感ができる |
3~4歳 | 会話が発達 物語を理解し始める | ■ ストーリー性のある絵本 ■ リズム絵本 | 簡単な起承転結を理解しはじめる リズムで記憶にも残りやすい |
4~6歳 | 役になりきるごっこ遊びが増える | ■ 空想の世界の絵本 ■ 登場人物が活躍 | 「もしも〜だったら」に夢中になる時期 登場人物に共感し、心の成長に繋がる |
“ちゃんと読めてない”より、“今日も読めた”を大切に
「たった1ページでも読めた自分」を褒めてあげてください。
子どもの心に必要なのは、量より“気持ち”です。
「この子はこのままで大丈夫」と、自信を持って読み聞かせを“心を通わせる時間”にしていきましょう。
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