このブログはPRを含んでいます

気持ちの切り替えが苦手な幼児に!朝・遊び・寝る前に使える“声かけ&習慣”完全ガイド
「また泣いてる…?なんで朝の支度がこんなに進まないの!?」
そんなふうに、毎朝の繰り返しで心が折れそうになったこと、ありませんか?
公園から帰るときだって、「もう少しだけ!」と強情に言い張って、なかなか帰れない…。
そして夜。いざ寝かしつけようとしたら、寝室で急にエネルギー全開!
こんな日々、疲れが溜まるばかりですよね。
でも、それが普通なんです。
幼児は、まだまだ「気持ちの切り替え」が苦手な時期。
子どもが泣いたり駄々をこねたりするのも、実は彼らなりのサインだったりするんです。
でも、毎回の「切り替えの衝突」にどう対処したらいいのか…。
そこで、この記事では、気持ちを切り替えられない子どもにどう対応したらいいのか、シーン別にしっかりサポートする方法をお伝えします。
こんな場面に心当たりがあるあなたへ
- 朝の支度で泣く → 「支度、もうちょっとしたら行かないと遅れるよ!」と言っても、「いやだーー!」
- 遊びから帰れない → 公園やお店で、「あと1分!」と言っても、全力で抵抗。
- 寝かしつけで寝たがらない → ベッドに入るのを拒否して、眠いのか元気なのかよくわからない状態に…。
これら、「気持ちの切り替えが難しい幼児」にありがちな日常の悩みです。
でも、心配しないで!
実は、こうした「切り替えが苦手な子ども」にもちゃんと理由があります。
そして、いくつかのコツを押さえれば、毎日の切り替えがぐっとスムーズになります。
このブログでは、
✅ 幼児の「気持ちの切り替えが難しい理由」
✅ シーン別にできる具体的な「声かけや習慣づけ」
✅ 親がつい言ってしまう「NGワード」とその言い換え例
を元教諭の視点から解説し、あなたの日々の育児が少しでもラクになるようにお手伝いします。
焦らず、一緒に見ていきましょう!
幼児にとって「切り替え」はどんな力?日常生活での影響とは
たとえば、朝ごはんの途中で保育園の時間になったとき。
お気に入りの積み木をまだ並べているのに、「お風呂だよ〜」と呼ばれたとき。
布団に入っても、さっきの遊びの続きを思い出してワクワクしてしまうとき。
そんな「ちょっと困ったなぁ」が日常に潜んでいませんか?
これはすべて、子どもの“気持ちの切り替え”が試される場面です。
大人なら多少無理してでもスイッチを切り替えられますが、幼児はその切り替えがとても難しい。実はこれ、「まだできていない」だけで、発達の途中としてはごく自然な姿なんです。

「切り替え」とは、簡単に言えば「今していたことから、次のことに気持ちを移す力」。
たとえば…
・ブロックを片づけてごはんを食べる
・遊びをやめてお風呂に入る
・公園を後にして帰る
・布団に入って眠る準備をする
この、いわば“気持ちのハンドル操作”が、切り替え力です。
でも幼児の脳は、「今、楽しい!」に全集中。
楽しいほど、気持ちがその場にガッチリくっついて離れません。
さらに、時間の感覚も大人とはまったく違います。
「5分後に帰るよ」と言われても、「5分」が何か、まだよくわからない。
そりゃ切り替えろと言われても、ピンとこないのも当然ですよね。
だからこそ、切り替えがうまくいかないと…
・朝の支度で泣く
・お風呂に入りたがらない
・遊びが終わらず延長戦
・寝かしつけに大苦戦
こうした“小さな困りごと”が、親の1日を地味に削っていくわけです。
けれど、これはどれも“育つ途中”のサイン。
「切り替えが苦手なのではなく、まだ練習中なんだ」と思えるだけで、親の気持ちもちょっと楽になりますよ。
切り替えの難しい幼児への具体的な対応法5選【すぐ使える声かけも】
切り替えが苦手な子どもに「はい、次!」と言っても、うまくいくわけがありません。
それは、英語が苦手な人に「はい、今から英語で話して」と言うようなもの。
じゃあ、どうしたら“気持ちのハンドル”を握る練習になるのか?
今すぐ試せるコツを5つご紹介します。
① 予告をする(=心の準備タイム)
いきなり「帰るよ!」ではなく、「あと3回滑ったら帰ろうね」と伝えるだけで、子どもは心の中で段取りを組み始めます。
「お風呂5分前でーす!」とカウントダウンするのも効果的。
大人だって突然「行くよ!」より「5分後に出かけるよ」のほうが落ち着きますよね。
② 一緒に“終わりの区切り”を作る
「このお皿を洗ったら、お風呂に行こう」
「この絵本で今日はおしまいね」
自分で区切りを感じられると、子どもは納得しやすくなります。
切り替えって、実は押しつけじゃなくて“共同作業”なんです。
③ 次の楽しみをちらっと見せる
「アヒルさん、お風呂で待ってるかもよ」
「帰ったらおやつ、何にしようかな?」
「終わり」っていうと子どもはしょんぼりしますが、次の楽しみがチラ見えすれば、自然と気持ちが動きます。
「今→次」の橋渡しに、ちょっとしたワクワクを添えてあげましょう。

④ 共感でクッションを入れる
「まだ遊びたかったよね、わかるわかる」
「着替えるの、気分じゃなかったよね〜」
そう、まずは“わかってくれる人がいる”ことが一番の安心です。
「気持ちに寄り添う」だけで、子どもの中のガチガチのスイッチが、少しやわらかくなります。
⑤ 今やっていることを実況中継してあげる
「おもちゃ、上手に片づけてるね」
「今、ごはんの用意してるね」
こうして“今の自分”を言葉で伝えてもらえると、子どもの頭と心が整理されて、次に向かう準備がしやすくなります。
切り替え上手な子に育てるには、ちょっとした「声かけ」や「工夫」を、毎日少しずつ積み重ねるだけでいいんです。
急にうまくできる日が来なくても、親子で繰り返していけば、気づいたときには「あれ?スムーズ!」という日がきっとやってきます。
焦らず、でも見逃さず。
その子の“心のハンドル”が自分で動かせるようになるまで、そっと横でサポートしていけるといいですね。
【具体例】気持ちの切り替えが特に難しい!困りごとベスト3
① 朝の支度で泣く!「もう行きたくない」の声
朝は、誰にとってもバタバタしがちな時間。
子どもも「気持ちの切り替え」が苦手なこの時間、特に「着替え」「朝ごはん」「歯磨き」などの準備で泣き出すことが多いですよね。
どうして泣くの?
- 理由1:変化を嫌う
朝の準備は、「遊びから学校(保育園)へ」という大きな変化を意味します。幼児はこの「変化」を受け入れるのが難しいんです。 - 理由2:朝のペースが急すぎる
親が急いでいると、子どももその焦りを感じ取ってしまいます。そのため、無意識のうちに「自分のペースを守りたい」という気持ちが強くなり、泣いてしまうことも…。
こんなとき、どうする?
- 予告をする!
朝の支度をする前に、「お着替えの時間だよ、5分後にお着替え始めるよ!」といった予告をすることで、子どもが心の準備をすることができます。 - 競争形式にしてみる!
「よーいドン!」で着替えレースをするのも、子どもには楽しい切り替えの方法です。
目標を設定することで、子どもは「次に何をすべきか」を理解しやすくなります。
② 公園から帰れない!「遊びたーい!」の大合唱
「もう帰るよ!」と言っても、「まだ遊びたい!」と駄々をこねるのが定番。
これも多くの親が悩むポイントです。
どうして帰れないの?
- 理由1:遊びが楽しくて仕方ない
幼児にとって遊びは全力で楽しむ時間。次の遊びに移るのがもったいなく感じるので、「帰りたくない!」という気持ちが強くなります。 - 理由2:帰る=遊びの終わり
子どもにとって遊びが終わる瞬間はとても寂しいもの。帰るときの「切り替え」が難しいのは、この「楽しい時間が終わる」ことへの感情的な抵抗です。
こんなとき、どうする?
- タイマーを使う!
例えば、「あと5分遊べるよ」とタイマーをセットして、遊ぶ時間を明確に区切ります。 - 次の楽しみを予告!
帰る理由を伝えるだけでなく、「帰ったらおやつが待ってるよ!」や「お家でお絵かきしようね」と、次に楽しみが待っていることを伝えることで、スムーズに切り替えやすくなります。
③ 夜、寝たがらない!「まだ遊びたい」「眠くない」
「寝る時間だよ!」と言っても、遊び足りない気持ちやまだ元気な気持ちが強くて、布団に入ることを拒否することがありますよね。
どうして寝たがらないの?
- 理由1:遊びたい気持ちが強い
幼児にとって遊びの時間が一番楽しい時間。それを切り替えて寝るのは簡単なことではありません。特に寝室に行くこと自体が、遊びの時間を終わらせる「シグナル」になるため、反発を感じます。 - 理由2:身体がまだ元気
寝かしつける時間帯に、まだ体力が残っていることもあります。寝室に行っても「まだ遊びたい」という気持ちが強くて、寝室で元気に遊んでしまうことも…。
こんなとき、どうする?
- お風呂後の「リラックス時間」を作る!
寝る前にリラックスできる時間を確保すると、子どもも眠りやすくなります。絵本の読み聞かせやおやすみなさいの儀式を取り入れて、寝室の「眠る時間」を心地よく感じられるようにしましょう。 - 「眠くないよ」には「身体を動かす」で反応!
寝かしつけ前に少し身体を動かすことを提案してみて。ストレッチや軽いマッサージで、体をほぐすことで眠気を引き出す手助けになります。
親がつい言ってしまうNGワードと、子どもに届く言い換え例
よかれと思って言っている言葉でも、子どもにとってはプレッシャーやストレスになってしまうことがあります。そんなNGワードと、子どもに優しく響く言い換え例を紹介します。
NGワード1: 「早くして!」
言い換え例: 「よーいドンで競争しようか!」「今何分かかるか、時計で見てみよう」
NGワード2: 「なんでできないの?」
言い換え例: 「難しいね、どうしたらうまくできるかな?」
子どもは「できない自分」に対して焦りや不安を感じることがあります。
そんなときには、「どうしたらできるか一緒に考えよう」と寄り添った言葉をかけると、子どもの気持ちが軽くなります。
NGワード3: 「もう終わり!」
言い換え例: 「あと1回でおしまいね!」
切り替えのタイミングを予告して、次に向けて準備させることが大切です。
毎日の中で「切り替え力」を育てる習慣とは?
① 小さな「予告と約束」を重ねる
子どもは次の行動が予測できると、心の準備がしやすくなります。毎日の生活の中で、「今から何をするか」を予告することで、心の中で切り替えの準備を整えられます。
② 次の行動を“楽しそうに”伝える
「切り替え」という行動に抵抗を感じる子どもには、次の活動を楽しそうに伝えることが効果的です。例えば、「お風呂のあとは、みんなでお歌を歌おう!」など、次の楽しみを提示して気持ちを引き寄せましょう。
③ 終わりの時間を「自分で感じられる」仕組みをつくる
時間が来ると自分で感じ取れるように、タイマーや時計を使って、子どもが「次は何をする時間か」を認識できるようにしましょう。
まとめ|「切り替えが苦手」は育つ途中のサイン
気持ちの切り替えができないのは、子どもの成長の一部。
「できない自分」に焦らず、ゆっくりとサポートすることで、少しずつ切り替え力は育っていきます。
毎日のちょっとした工夫が、親子の心地よい時間に繋がりますよ。
「気持ちの切り替え」で困ったときに、こちらも参考にどうぞ:
- 子どもをスムーズに動かす方法
- なんでもイヤ!な時期の子どもの心理
- 着替えたくない!イヤイヤ期に着替えを嫌がる子どもへの対応法
- 育児書通りでも赤ちゃんが泣く理由
- 2歳児の謎行動にツッコミながら学ぶ!育児あるある&成長サポート集
お子さまの成長をサポートする「スマイルゼミ」の幼児コース
「スマイルゼミ」の幼児コースは、入学前に身につけたい大切なスキルを楽しく学べるタブレット型通信教育です。ひらがなやカナ、時計の読み方、数字や図形など、さまざまな分野を10分間の学習でサクッと習得できる仕組みが魅力。
お子さまが自分のペースで学べるので、飽きることなく楽しく続けられます。大画面で安心して学べる専用タブレットで、繰り返し学習ができるため、学びの定着もしっかりサポート。
さらに、2022年4月から始まった「無学年学習[コアトレ]」を活用すれば、学年に関係なく、先取りやさかのぼり学習が可能に!お子さまに合わせた学習スタイルで、学びをもっと広げていけます。
今なら約2週間自宅でお試しいただける「全額返金保証」も実施中。安心してお試しができるので、ぜひチェックしてみてください。
詳細についてはこちら

おえかき おもちゃ おもちゃサブスク おもちゃ選び方 お母さんの絵 お母さんの絵が笑っていない お母さんの絵怖い お父さんの絵 お絵かきワーク お絵描き お絵描きの心理 お食事エプロン くれよん ぐずる ほかの子と喧嘩 イラスト クレヨン ケーキスマッシュ パパの絵 創造力 友達が小さい 友達の絵が小さい 子どものアート 子どものサイン 子どもの心を落ち着かせる 子どもの気持ち 子どもの絵 子育て 残酷な絵 絵 絵でわかる 絵でわかる子どもの心理 育児 育児グッズ 育児用品 自己肯定感 色塗り 色鉛筆 赤ちゃんとのおでかけ 造形 離乳食 黒い絵 黒く塗りつぶされた絵 黒く塗りつぶす心理 1歳おすすめおもちゃ
こちらもおすすめ
itti-blogをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
このブログはPRを含みます
こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです!
教諭として15年以上勤務した後、カメラマンとして独立。
教育と写真、どちらも「子どもと向き合う」ことを軸に歩んできました。
そんな経験をもとに、
子どもの心と表現の成長を、親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
コメントを残す