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著者:ITTI
更新日:2025-09-09
読了目安:6分
「あれ?うちの子、最近ちょっと元気ない?」
入学から1ヶ月、ランドセルはまだピカピカなのに、帰ってくると口数が少なくてどこか疲れた顔…。
でも大丈夫、それは 小1の壁 と呼ばれるよくある現象かもしれません。
この記事では、子どもが出す小さなサイン や 親のサポートのコツ をまとめました。
大丈夫、あなたのせいでも子どものせいでもありません。少し肩の力を抜いて読んでみてくださいね。
小学校入学後に「元気がない」のはよくあること

・「行きたくないとは言わないけど目がうつろ」
・「帰宅後すぐランドセルを放り出してゴロン」
・「何があった?と聞いても“べつに”で終了」
こんな様子、見たことありませんか?
これは 慣れようと必死なサイン です。
大人でいえば「新しい部署に配属されて上司の名前を覚えつつ謎ルールに対応する」ような状況。
子どもは感情を出す余裕がなく、家でようやく気が抜けて“無”になることもあります。
✅ 子どもが話すちょっとしたSOSサイン
子どもはストレートに本音を言いません。
「今日、給食のとき注意されてイヤだった」など、小さな出来事の報告がSOS のことも。
よくあるサインは:
・「○○ちゃんと遊べなかった」
・「手をあげても当ててもらえなかった」
・「トイレ我慢した」
これは「うまくいかなくて疲れた」のサイン。
学校での様子をうまく言葉にできない子は、描く絵 にヒントが隠れていることもあります。
子どもの絵に表れる気持ちについては、「絵にお友達がいない理由」も参考になります。
✅ 小1の1日は大人以上にハード
朝7時に起きて、身支度、登校。
授業では座って先生の話を聞き、体育では列に並び、給食はおしゃべり禁止のときも。
休み時間も遊びに全力、5時間目まで集中して「帰るまでが学校です!」。
そりゃ帰宅後ゴロンとしたくなりますよね。
大人より働いてる説 もあるくらいです。
引っ越しや転校、入園なども同じように心身の負担になります。
詳しくは「引っ越しや進学の変化が子どもの絵に出る理由」もご覧ください。
✅ 親はどう関わる?無理に聞き出さなくてOK
「今日どうだった?」と聞いて「ふつう」と返されると気になりますが、追及しなくても大丈夫。
おすすめの関わり方は:
・まず「おつかれさま!」と 労う
・「疲れたよね」と 感情を代弁する
・子どもが話し出したら 最後まで聞く
子どもは親が思わぬタイミングで話すもの。
「気づいてもらえた」という感覚だけでも、心が軽くなります。
学校では“いい子”で頑張りすぎる子もいます。気になる場合は「いい子でいられる子の心の声」も読んでみてください。
✅ 小1の1年間に出やすい疲れのタイミング
子どもの様子には波があります。特に疲れが出やすい時期は:
・5月中旬〜6月:GW明けにどっと疲れが出る
・9月:夏休み明けに不安や涙が戻る子が多い
・10〜11月:慣れてくるが行事疲れに注意
・2〜3月:お兄さん・お姉さん気分の反動で疲れが出やすい
「元気ないな」と感じたら、「いまは慣れる途中なんだ」と思って見守りましょう。
📞 先生への連絡、どう伝える?
・友達関係や体調など気になるとき → 連絡帳に簡潔に書く
・朝ぐずったとき → 「ご報告まで」と連絡帳に記入
・じっくり相談したいとき → 電話で面談を希望
「心配しすぎかも」と思ってもOK!
先生と共有することで安心につながります。
✅ まとめ:元気がないのは「疲れている」だけかも
入学1ヶ月、子どもは社会人1年目のようにがんばっています。
家で見せる「無」や「元気なさ」は、がんばった証拠 です。
焦らず、ゆっくり。子どものペースに寄り添いながら見守っていきましょう。
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子どもが「できたかも」と感じられたり、ほっとできる時間が少しずつ増えていくための関わり方をまとめています。
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