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「うちの子だけ、絵日記が真っ白…?」「黒ばっかりで大丈夫かな?」
旅行にプール、お祭りなど、楽しいイベントがたくさんあったはずなのに、
描かれた絵は白っぽいまま…ときには黒や灰色が多くてびっくり。夏休み明け、絵日記を見て不安になる親御さんは少なくありません。
でも実は、その“描けない・塗れない”にも、ちゃんとした理由があるのです。

【楽しかったのに描けない?】子どもが“絵日記を描けない心理”
子どもって、楽しい体験の「真っ最中」には、まだ気持ちが外に向いていません。
その場を全力で味わって、エネルギーを出し切って…終わったあとには「疲れた〜!」と放心状態になることも。
つまり、
「楽しかったこと=すぐ描ける」ではない
のです。
時間が経てば記憶は少しずつ曖昧になり、描くこと自体が「宿題」という義務に変わってしまう。
だから、「もっと早く描いておけば…」というのは大人の正論。
でも子どもには、描けるタイミングがちゃんとあるんですね。
「絵日記が苦手な子には“書きやすい形”を用意してあげると一気に進みます!」

すみっコぐらし あなうめ日記れんしゅうちょう
書くスペースがあらかじめ穴埋め式になっていて、
「全部書くのはムリ…」という子でも取りかかりやすい一冊。
絵日記の“最初の一歩”にちょうど良いです。
【絵日記に色がない】塗らない子の心のサイン
色がまったく塗られていない絵日記を見ると、「手抜きかな?」と思ってしまいがち。
でも、元教諭として多くの絵日記を見てきた経験から言うと、
塗らない背景には、こんな気持ちが潜んでいることもあります。
- 描く内容にまだ気持ちが追いついていない
- 絵の途中で気がそれてしまった
- 色を塗る=もう一度気持ちを向ける作業で、心が疲れて止まってしまった
「白いまま」は、心の整理がついていない証拠かもしれません。
だからこそ、塗られていない部分に注目することが大切です。
「“描けない”日は、道具がワクワクを引き出してくれることもある!」

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色鉛筆・クレヨン・水彩絵の具など、
“いま使いたい道具”が全部そろう豪華セット。
選ぶ楽しさが刺激になって、描き始めるハードルがぐっと下がります。
「描けない日」の後押しアイテムとして人気です。
【黒い絵ばかり描く】“黒”が多い絵日記に込められた気持ち
絵日記に黒や灰色が多いと、ちょっと気になりますよね。
もちろん、好みで黒を使っている子もいますが――
「夏の楽しい思い出」の絵に黒が多く使われているときは、ちょっとした心のSOSの可能性も。
- 新学期が始まる不安
- 宿題が終わっていないプレッシャー(笑)
- お友達との関係でモヤモヤ
- 夏休み明けの“社会復帰”のしんどさ
色は子どもの心のグラデーションです。
大人がその“色”に気づいてあげられると、
「わかってもらえた」という安心感につながります。
【親の声かけ】絵日記が描けない子への優しい関わり方
「早く描いて〜」って言いたくなる気持ち、ものすごくわかります。
でも、そんなときこそ、
問い詰めるのではなく、「感覚」を一緒に呼び起こす声かけが効果的。
- 「あの旅行のとき、どんな音がしてたっけ?」
- 「このとき食べたかき氷、何味だった?」
- 「プール、冷たかった?」
五感から思い出すことで、ふわっと気持ちが動き出します。

絵日記を描くのが目的じゃなくても、
その会話自体が、子どもにとって大事な“整理の時間”になります。
【年齢別】絵日記が描けない・塗れない子へのサポート法
親として「しっかり描いてほしい!」と思う気持ちは当然ですが、
年齢によっても、描き方や表現の仕方には違いがあります。
- 低学年:印象的だった場面の“ワンシーン”だけ描くことも多い
- 中学年:記憶が断片的になることもあり、助け舟が必要な場合あり
- 高学年:感情を文章で表現する一方、絵には色が乏しくなることも
どの年齢でも「描けない=やる気がない」ではありません。
その子なりのステップで、心の整理をしている途中かもしれません。
【絵日記は心の鏡】評価より“気づく目”を大切に
絵日記を「評価するもの」だと思うと、つい完成度や丁寧さに目が行ってしまいます。
でも大切なのは、その中に込められた“気持ち”を見ること。
- 描いてないのは「描けない気持ち」があるからかも
- 色がないのは「まだ言葉になっていない思い」があるからかも
そんなふうに見つめ直すことで、
親子の絵日記タイムが、コミュニケーションの宝物に変わります。
【まとめ】描けない・塗れない日も、“心が動いている証拠”
それでも、夏休みの宿題として提出は必要ですよね。
だからこそ 「無理に描かせる」ではなく「描ける状態を整える」 ことが大切です。
たとえば——
● 今日は「絵」じゃなくて 色ひとつだけ塗る でもOK
● 絵日記の絵は 写真を見ながら一緒に思い出を話す ところから始める
● 「今日は気持ちが動かなかったんだね」と言葉で受け止めてから始める
大事なのは、子どもの心のペースに寄り添いながら、
“少しだけ描けるように背中を押す”こと。
提出するための1枚であっても、
その過程が子どもの心を整え、自己肯定感を育てる時間になります。
「読書感想文が進まない子には“書き方の型”があると安心!」

読書感想文大全
「何を書けばいいかわからない…」という悩みを解決してくれる、
感想文のテンプレートがたくさん載っている本。
親が横でサポートしやすく、子どもも迷わず書き進められます。
このブログでは、子育て中のちょっとした悩みや工夫、
子どもの行動の心理をわかりやすく紹介しています。
ときには心理診断コンテンツで気分転換も♪
育児を「ちょっと気ラクに、ちょっと楽しく」感じられるような記事を発信中です😊
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
このブログでは、子どもの絵から心理を読み取り、心の成長や表現力を親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
「子どもの絵で心を読む専門サイト」として、日々の子育てに役立つ情報をお届けします。




