
「うちの子たち、どうしてこんなにケンカばかりするの?」
そんなふうに思ったことはありませんか?
兄弟げんかは成長の一環ともいえますが、できれば減らしたいのが親の本音。実は、兄弟げんかが少ない家庭には共通する習慣があります。
この記事では、兄弟げんかが少ない家庭がやっている5つの習慣をご紹介します!
兄弟げんかが少ない家庭がやっている5つの習慣
「どっちが悪い?」と決めない
兄弟げんかが頻発する家庭では、親が「どっちが悪いの?」と判断してしまいがち。
でも、これを続けると… 「どうせ私が怒られる」と感じる子が出てくる
親に見えないところで仕返しをする
兄弟の力関係が固定され、不満がたまる
代わりにこんな声かけを!
「何があったの?」(状況を整理する)
「お互いどう思った?」(気持ちを聞く)
「次はどうすればいい?」(解決策を考えさせる)
「一人ひとりの時間」を大切にする
意外かもしれませんが、兄弟げんかが多い家庭ほど「兄弟一緒の時間」が長すぎる傾向があります。
一人の時間がないと…
- 「ママを取り合う」ことでケンカに発展
- 「自分だけのもの」がないため、物の取り合いが増える
- 常に比較される状況がストレスになる
例えばこんな工夫を!
「今日はお兄ちゃんと二人でお出かけ!」
「この時間は○○の好きなことをしよう」
「それぞれの専用スペースをつくる」ダンボールで秘密基地づくりも楽しいですね!

たとえ短時間でも、「自分だけを見てもらえた」と感じる時間を意識的に作ることで、兄弟の関係がグッとよくなります。
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兄弟を比較しない
「お兄ちゃんはできたのに、なんであなたはできないの?」つい言ってしまいそうになりますが、これが兄弟げんかを増やす原因になることも。
比較されると…
- 劣等感やライバル意識が強くなる
- 「お兄ちゃんばっかり」「弟ばかりかわいがられる」と不満がたまる
- 兄弟間の対立が深まる
こんな伝え方に変えてみよう!
「○○は○○のペースがあるよね」
「あなたはあなたのいいところがあるよ」
「昨日よりできるようになったね!」(過去の自分と比べる)
兄弟それぞれの個性を尊重すると、自然とケンカが減っていきます。
「助け合いの雰囲気」をつくる
兄弟げんかが少ない家庭では、「競争」よりも「協力」を大切にしています。
例えばこんな習慣を!
「二人で協力して○○できるかな?」(ミッション形式で協力させる)
「○○が困ってるみたいだけど、手伝ってあげられる?」
「お兄ちゃんが小さいころも、こんなことがあったよ」(共感を促す)(「あの時もかわいかったなぁ♡」)

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親が「冷静な見本」になる
親がすぐにイライラしてしまうと、子どもたちも感情的になりやすくなります。
親が冷静でいることで…
- 兄弟げんかの「ヒートアップ」を防げる
- 子どもが感情をコントロールしやすくなる
- 「冷静に話せば解決する」ということを学べる
こんな工夫が効果的!
兄弟げんかが始まったら「ちょっと深呼吸しようか」と落ち着かせる
「大きな声を出さずに話してみよう」と冷静な対応を促す
親が自分自身の感情をコントロールする(イライラしたときこそ意識!)
もっと兄弟仲良しのためのポイント
ポイント |
---|
「ありがとう」や「助かったよ」と感謝の言葉を習慣にする |
兄弟間のルールを親子で話し合い、決めておく |
兄弟の前で、どちらかを特別扱いしないよう気をつける |
兄弟同士でお互いの得意なことを認め合う機会を作る |
兄弟が一緒に目標を達成できる機会を作る(掃除、ゲームなど) |
叱るときは「行動」に対して指摘し、「性格」を否定しない |
兄弟が助け合ったときに「協力できて偉いね!」とポジティブな声かけをする |
さらに、兄弟げんかは表面的には収まったように見えても、心の中ではモヤモヤが残っていたり、後からこっそり仕返し…なんてこともありますよね。
気持ちの切り替えがうまい子とそうでない子、個性もありますが、小さいころから「気持ちを切り替えるってラクだし楽しい」と思える習慣をつけると、大人になっても役に立ちます
例えばこんな方法はどうでしょう?
- 「気持ちの切り替え名人」ゲーム
けんかした後に「どっちが早く気持ちを切り替えられるか?」を遊び感覚でやってみる。
- こうでないといけないをやめる
なんとかなるなる!なんとでもできる!という気持ちを育てるために、遊び心を取り入れる。
- 怒りや不満を「言葉」で整理
「ムカついたら、相手の悪口じゃなくて、どう感じたかを言葉にしてみよう」と促す。
- 気持ちを切り替えたら「いいね!」と認める
すぐに切り替えたときに「今、すぐ気持ちを変えられたね!すごい!」とポジティブなフィードバック。
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まとめ:兄弟げんかは「減らせる」!
兄弟げんかはゼロにするのは難しいですが、ちょっとした習慣で「減らす」ことはできます。
今日からできる5つの習慣
「どっちが悪い?」と決めない
「一人ひとりの時間」を大切にする
兄弟を比較しない
「助け合いの雰囲気」をつくる (それぞれの得意を伸ばすチャンスでもある)
親が「冷静な見本」になる
この中で、できそうなものから少しずつ取り入れてみてください
兄弟げんかが少しずつ減って、親子みんながラクになりますように!
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