
図工が苦手だった私。一番最初につまづいたのは、小学1年生の「にわとりの絵」。
にわとり? ぞうならまだしも、にわとりってどんなの? 真面目な私は本気で悩みました。でも、親は共働きで夜遅くにしか帰ってこないから相談もできない。
40人学級の時代。先生に聞くのもなんだか気が引ける。
結局、わからないまま描き始め、なんとか完成はしたけれど、納得がいかなくてモヤモヤ。
2年生のときのらく焼きでは、「もうどうでもいいや〜!」とやけになってテキトーに塗ったうわぐすりが、神反応してまさかの入選。
でもそれでも、「自分の工夫じゃない」って気持ちが拭えず、うれしくもなんともなかった。
そんな私にとって、図画工作は小学校を卒業するまで“鬼門”。 でもね、それでも最後までちゃんと作品は作ったんです。
納得いかなくても、苦手でも、なんとか形にして提出した。
だって、みんなやってるし、やらないって選択肢はなかったから。
「みんなで頑張ればなんとかなる」精神、それが昭和の空気だったんです。

だからこそ、最近聞いたある子どもの話にちょっと驚きました。
「帰ったらすぐに作品を捨てる」
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理由を聞くと、「学校で描かされたやつだから」。
大人から見たら「もったいない」って思うけれど、 そこにはその子なりの“はっきりとした気持ち”があるんですよね。
自分で描きたいと思ったものじゃない。やらされたから意味がない。だから捨てる。
その潔さと、自分の感覚に忠実な姿勢には、ちょっとびっくり。
1時間以上もある授業の中で、「やりたくない」って気持ちを持ち続けて作品に向き合わないって、ある意味すごい根性です(笑)
もしかしたら今の子どもたちは、 “選択肢が多すぎる時代”の中で、「自分の心が動かないことには時間を使わない」っていう自然な感覚が育っているのかもしれません。
それがいいとか悪いじゃなく、時代の違いとしてただ感じておきたい。
昭和の私たちは、「よくわかんなくても」「ちょっとつまらなくても」 とりあえずやってみて、そのうち楽しくなってきたり、先生や友達の反応で嬉しくなったり、そういう“偶然の発見”があった気がします。
でも今の子は、自分の気持ちにとても素直。 無理にごまかさない。ブレない。
そんなところに、ちょっとまぶしさすら感じました。

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私は今でも図工が苦手だった自分を、ちょっと誇らしく思っています。 苦手でも、やりきったからこそ、得たものもあるから。
そして、作品を捨てたその子も、きっと何かを得ているはず。
時代は違っても、どちらの子どもも“自分らしく”進んでいる。
そんな風に思えるようになったのは、大人になったからかもしれません。
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