
✅この記事はこんな人におすすめ
子どもに「自分を守る力」を身につけてほしい
「怒らない育児」をしているけれど、このままで大丈夫か不安
小学校に入ってから、子どもの様子が心配になってきた
優しいけれど、自己主張が苦手なわが子にモヤモヤする
はじめに|怒らない育児をしてきたけれど…
「怒らない育児」「褒めて伸ばす育児」——たくさんの育児書やSNSで話題になる子育て法。
一生懸命実践してきたパパママも多いはずです。
でも、小学校に入ったばかりのわが子を見て、こんなふうに感じたことはありませんか?
- 「家では元気なのに、学校では静かすぎるみたい…」
- 「頼まれたことを断れず、いつもお手伝いばかり」
- 「嫌なことがあっても、言えずに我慢している気がする」
実はこのような子どもたち、家庭では「怒らない育児」で育てられてきたことが多いんです。
元教諭の経験をもとに、「怒らない」だけじゃ育ちにくい【自分を守る力】についてお話します。

🔗子どもの言葉遣いが気になったら!|言葉を選べる力を育てる① – itti-blog
✅まずはチェック!うちの子、自己主張できてる?
新生活が始まって約1ヶ月。
子どもが心の中で頑張っていても、うまく表現できていないことも。
以下のチェックリストで、今の様子を振り返ってみましょう。
🔍自己主張チェックリスト(新1年生向け)
- お友だちに強く言われると、黙ってしまう
- 嫌なことでも「いいよ」と言ってしまう
- 自分から先生や友達に声をかけるのが苦手
- 家ではよく怒るのに、学校では「いい子」と言われる
- トラブルがあっても、何も言わずにやり過ごす
- 帰宅後、ぐったり疲れていることが多い
- 自分の考えを言うより、周りに合わせがち
▶ 3つ以上当てはまる場合は、「気持ちを出しにくい状態」かもしれません。
「怒らない育児」では育ちにくい“自分を守る力”
🧸 優しすぎる子が困るのは、外の世界に出てから
家庭では「手のかからないいい子」と思われるタイプの子。 でも学校では…
- 頼まれたお手伝いを断れない
- 嫌なことがあっても言えない
- 友達の意見に流されてしまう
そんな姿を見せることがあります。
つまり、「自分を出せない=困ったときに声を上げられない」という壁にぶつかるのです。
💭 自己主張できない子の心の中
元教諭として見てきた自己主張が苦手な子には、共通する気持ちがあります。
- 「間違えたら怒られるかも」
- 「嫌って言ったら、嫌われるかも」
- 「迷惑をかけちゃいけない」
実は、すごく頑張って我慢している証拠なんです。
でもその“がんばり”は、大人には見えにくいもの。
なぜなら、「おとなしくていい子」に見えてしまうから。
🔗「どっちが悪いの?」は逆効果?兄弟げんかを悪化させない魔法の声かけ|兄弟げんかシリーズ④ – itti-blog
🏡 親ができる3つのこと——自己主張を育てる家庭の習慣
①「どう思った?」と気持ちを引き出す質問を
「今日どうだった?」ではなく、
- 「どんなときに楽しかった?」
- 「それ、どんな気持ちになった?」
と、感情に焦点を当てた質問を心がけましょう。
言葉にする練習が、自己主張の第一歩になります。
🔗子どもの発達が気になる… どんなサインに注意? – itti-blog
②「嫌って言っていいよ」と家庭で許可する
「そんなこと言っちゃダメ」と返すのではなく、
- 「嫌だったんだね」
- 「ちゃんと伝えられてえらいね」
など、ネガティブな気持ちも認めてあげることが大切です。
③ 小さな自己主張を応援する
- 「今日はお箸じゃなくてフォークにしたい」
- 「お風呂、あと5分してから入ってもいい?」
そんな小さな主張を、「いいね」「なるほどね」と受け止めることで、
“自分の気持ちを言っていい”という感覚が育ちます。
👪 親が「いい子すぎて心配」と思ったら読んでほしいこと
怒らず、優しく育ててきたこと。
それは決して間違いではありません。
でも、これからの学校生活に必要なのは、
- 優しさと思いやり
- 自分の気持ちを伝える力
- 困ったときに助けを求められる力
この3つのバランスです。
親だからこそできること——
それは、安心して「イヤ」「やだ」「助けて」が言える場所をつくること。
家庭でそれができる子は、外でもちゃんと助けを求められるようになります。
🔗【子どもの心理】自己肯定感が高い子は何が違う?親ができることQ&A – itti-blog
☘ おわりに|「自分を守る力」はこれから育てていける
子どもの心は、とても繊細。
でもちゃんと、強くなる力を持っています。
焦らず、でも確実に。
新1年生の今こそ、自己主張の芽を育てていく時期。
親の関わりが、これからの学校生活をしっかり支えてくれます。
📌まとめチェックリスト|家庭でできること
✅ 感情を言葉にする質問をする
✅ 「嫌」と言うことにOKを出す
✅ 小さな自己主張を応援する
✅ 困ったときに「助けを求めてもいい」と教える
✅ 家庭を安心して自己主張できる場所にする
心配もあるけれど、子どもが“自分らしさ”を出せるようになる姿を、これからも楽しみに見守っていきましょう。
🔗🌸 小学校入学前に準備したい!親子でできる心構え&対策 🌸 – itti-blog
次に読むべき記事

「叱らなきゃ」と思い込む必要がなくなり、親も心に余裕が生まれる共感育児>>>
おえかき お母さんの絵 お母さんの絵が笑っていない お母さんの絵怖い お父さんの絵 お絵かきワーク お絵描き お絵描きの心理 くれよん イラスト クレヨン クレヨンはみ出す ケーキスマッシュ パパの絵 創造力 友達が小さい 友達の絵が小さい 同じ絵を描く 子どものアート 子どものサイン 子どもの世界 子どもの工作 子どもの才能 子どもの気持ち 子どもの絵 子育て 工作 工作嫌い 工作苦手 想像力 正解がない遊び 残酷な絵 筆圧 筆圧が弱い 絵 絵でわかる 絵でわかる子どもの心理 育児 自己肯定感 色塗り 色鉛筆 造形 黒い絵 黒く塗りつぶされた絵 黒く塗りつぶす心理
よく検索されている関連キーワード
優しい子 損する
怒らない育児 デメリット
打たれ弱い子 どうする
自怒らない育児 デメリット
打たれ弱い子 どうする
自己主張できない子 伸ばし方
小学校 入学準備 心構え
優しい子 損する己主張できない子 伸ばし方
小学校 入学準備 心構え
Share this content:
itti-blogをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
4 thoughts on “「怒らない育児」だけじゃ足りない?小学校で自己主張できない子がつまずくワケと家庭でできること”