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「イヤって言えない…」気持ちを伝えられない幼児が“ことば”を覚える3つのステップ
「うちの子、なんで『イヤ』って言えないんだろう?」
そんなお悩み、日々の育児で抱えていませんか?
子どもが癇癪を起こして泣き続けたり、何を言いたいのか分からなくて親も疲れてしまうことって、よくありますよね。
でも、実はその「言えない」背後には、子どもの気持ちが育っている証拠でもあるんです。
「何を言いたいのか分からない」と思って焦っているお母さん、お父さん、ちょっと待ってください!
実は、子どもが自分の気持ちを言葉で伝えるには、ステップがあるんです。
そして、あなたのちょっとした工夫で、子どもの“気持ちを言葉にする力”がグングン育ちますよ。
このブログでは、気持ちを言葉にできない幼児が、少しずつ自分の気持ちを伝えられるようになる3つのステップを、元教諭の視点から丁寧に解説します。
なぜ「気持ちが言えない」の?|幼児が伝えられない3つの理由
まず、気になるのが「どうしてうちの子は気持ちを言えないのか?」という疑問ですよね。
ここでは、幼児が言葉で気持ちを伝えることが難しい理由を、3つのポイントに分けてお話しします。
① 「気持ち」と「ことば」がつながっていない
子どもが言葉を覚えたばかりのころ、気持ちを言葉にするというのはまだ難しいこと。
例えば、怒ったり悲しんだりする気持ちは感じているけれど、それを「イヤ!」や「だめ!」という言葉に変えるには少し時間がかかります。
感情と言葉がつながるには、日常の中で少しずつ“ことばの使い方”を学んでいく必要があります。
実際にあった話|「イヤ」のかわりに、足をバタバタ!
ある3歳の男の子。ブロック遊びに夢中だったのに、お片付けの時間になってしまいました。
「そろそろ片付けようね」と声をかけたら、無言で足をバタバタ…そのまま寝転んで怒りモードに突入。
でも、よく見ると泣いてはいないんです。ただ、“イヤだ”って言いたいけど、どう言っていいかわからない様子。
そんな時、「もっと遊びたかったんだね」と声をかけると、男の子はふっと表情をゆるめて、ポツリと「まだ、つくってた…」と一言。
たった一言でも、「自分の気持ちを言えた!」という体験は大きな成長の一歩です。
② 「イヤ」と言ったら怒られると思っている
実は、子どもは「イヤ」と言った時の反応が怖かったり、気まずいと感じていることも。
「イヤって言っちゃダメかな?」と思っている子どもは、気持ちを言葉にできなくなってしまいます。
ここでは、「イヤって言っても大丈夫!」という安心感を持たせることが大切です。
③ 伝える経験が少ない
子どもは言葉で感情を伝える経験がまだ少ないので、どうしても泣いたり、癇癪を起こしてしまうことが多いです。
伝えることの“体験の積み重ね”が足りていないと、言葉を使って気持ちを表現する自信がつきません。🔗【癇癪・黙る・ふざける】子どもの“困った行動”が教えてくれる本当の気持ち – itti-blog
ことばの前に育てたい「気持ちを感じる力」
「うちの子、泣きすぎじゃない?」と思うこと、ありませんか?
でも、実は泣くという行動も気持ちが育っている証拠なんです。
子どもが泣いたり怒ったりするのは、その気持ちがあるからこそ。その気持ちをちゃんと受け止めてあげることが、ことばにできる力を育てる土台になるんです。
泣く・怒るも「気持ちがある証拠」
例えば、子どもが泣いたり怒ったりする時、それは「何かを伝えたい」という気持ちの現れ。
その気持ちを無視せず、まずはしっかりと受け止めて、「悲しいね」「悔しいね」と声をかけてあげましょう。
その後に、少しずつ感情を言葉にする方法を教えていきます。
🔗【子どもの怒りや癇癪(かんしゃく)への対応法】 – itti-blog
「実況+共感」の話しかけで、“伝えたい”気持ちを引き出す
泣いている子どもに対して、「泣かないで!」ではなく、もっと具体的に「どうして泣いているの?」と声をかけてあげることで、子どもの気持ちを言葉にするきっかけを作れます。
「おもちゃ取られたね。悔しいね」
おもちゃを取られて泣いている子どもには、「取られたね、悔しいね」とまずは実況します。
その後、「もう一度遊ぼうか?」と次のステップに進むことで、“伝えたい気持ち”が整理されて言葉に変わります。
一緒に“言葉にする”練習を、親子で少しずつ
実況を繰り返すことで、子どもは「言葉にする」楽しさや安心感を学んでいきます。
親が「どうしたの?」と声をかけ、その後「何か言いたかったよね?」と共感を示すことで、自分の気持ちを言葉で伝える練習が進んでいきます。
遊びの中でことばを育てる|気持ちカード&ごっこ遊び活用法
遊びの中で気持ちを伝える練習をするのも効果的です。
遊びなら、子どもも楽しく参加できるので、自然に学びやすくなりますよ。
気持ちカードで「選ぶ→言う」の練習
例えば、気持ちカードを使って、「今、どんな気持ち?」と聞いてみましょう。
カードに書かれた絵を見ながら、子どもは自分の気持ちを選び、「嬉しい」「悲しい」と言葉にする練習ができます。
ごっこ遊びで「役になりきる」と感情の表現が広がる
また、ごっこ遊びでは、「役になりきることで感情を表現する力が育ちます」。
「お医者さんごっこ」で「痛いよ~」と言ったり、「お母さんごっこ」で「ありがとう」と言ったりして、感情の表現力を豊かにしていきます。
小さな「言えた!」を親が見逃さないために
子どもが「言えた!」瞬間を見逃さずに、しっかりとほめてあげることが大事です。
完璧な文を期待するのではなく、「気持ちを言えた」ことを認めてあげると、子どもはもっと自信を持ちます。
🔗「育てにくい子にはわけがある?」|特徴・接し方・親の気持ちを元教諭がまるっと解説 – itti-blog
親ができる!「気持ちを伝える力」を育む3つのポイント
気持ちを伝えられないと、つい焦ってしまうのが親心。でも、焦っても子どもはまだそのステップを踏んでいる途中。
ここでは、親ができる3つのポイントを具体的にお伝えします。ちょっとした工夫で、子どもはどんどん言葉にできるようになりますよ!
① 「言いたいこと」を一緒に想像してみる
「今、何を思っているのかな?」と声をかけることで、子どもに自分の気持ちを言葉にする手助けをしてあげましょう。
例えば、子どもが泣いている時、ただ「泣かないで」と言うのではなく、
「おもちゃ取られたから、悲しいよね?」とか「お昼寝したくないんだね」と、子どもの気持ちを想像してあげると、子どもは「うん、それが言いたかった!」と反応してくれることがあります。
この「想像してあげる」という行為、実はすごく大事で、子どもは徐々に「自分の気持ちを言葉で伝える」方法を学びます。
② 少しずつ「イヤ」って言っても大丈夫だよ!と伝える
「イヤって言ったらダメかな?」と子どもが不安そうにしているときは、「イヤって言っても大丈夫だよ!」と伝えてあげることが重要です。
時には、親も「イヤ」って言われてびっくりすることもありますが、子どもにとっては「言うこと」の一歩が大きな自信になります。
「イヤって言うのも大切な気持ちだよ」と優しく伝えると、子どもは少しずつ自分の気持ちを表現できるようになります。
③ 失敗してもいいんだよ!と安心感を与える
言葉にするのがうまくいかない時、「なんで言えないの?」と言いたくなる気持ちも分かります。でも、焦らないでください!
言葉が出なくても、その気持ちを“伝えようとした”だけで大成功なんです。失敗しても大丈夫だよ、という安心感を持たせてあげましょう。
「伝えたいことを言えなかったね。でも、大丈夫、また一緒に練習しようね」と、失敗を恐れずに挑戦する力を育むことが大切です。
親ができる!「言えるようになった瞬間」をしっかりほめるコツ
「言えるようになった瞬間」、これは実は、親として一番嬉しい瞬間ですよね!
でも、この瞬間を見逃さないようにしましょう。ほめるタイミングがその後の子どもの成長に大きな影響を与えます。
「ちょっと言えた!」を見逃さない
子どもが「イヤ!」と言った瞬間や、初めて「悲しい」と言った瞬間、それは小さな成功の証です。
その瞬間を見逃さずに、「すごい!今、ちゃんと言えたね!」とほめてあげましょう。小さな一歩でも、子どもはそれを自信に変えていきます。
過剰に反応せず、自然にほめる
ほめるときは、過剰に反応しすぎず、自然な感じでほめることが大切です。あまりに大げさにほめてしまうと、子どもが「またやらなきゃ!」とプレッシャーを感じることがあります。
「今、気持ちを言葉にできてすごかったね」と、普通の会話の中でほめるだけでも十分です。
感情を共有することで、親子の絆が深まる
「言えた!」瞬間を共に喜ぶことで、親子の絆も深まります。子どもは、「言葉を使って伝える楽しさ」を知るだけでなく、親とのコミュニケーションの大切さを学びます。
まとめ|焦らず、少しずつ、共に歩んでいこう!
気持ちを伝えられないことで悩んでいるお父さんお母さん、焦らなくても大丈夫です!
子どもが言葉で気持ちを表現する力は、親の少しのサポートと温かい声かけでグングン育ちます。
焦らず、子どものペースで、日々少しずつ学びながら、「言える」ようになる瞬間を一緒に喜びましょう。
そして、何より大切なのは、子どもが「言葉で気持ちを伝えたくなる環境」を整えること。
共に過ごす時間の中で、焦らずに、でも確実に、言葉の力を育んでいきましょうね。
🔗いつになったら、ママの膝を卒業できる?ママの膝卒業のためのステップ – itti-blog
よくある質問|気持ちを伝える言葉を増やすために
Q1: 子どもが「イヤ」と言ってくれた時、どう対応すべきですか?
A1:「イヤ」と言うことは、子どもが自分の気持ちを表現しようとしている証拠です。まずはしっかり受け止めて、「イヤって言ってもいいよ」と伝えてあげましょう。
Q2: 気持ちカードってどう使うのが効果的ですか?
A2: 気持ちカードを使って、子どもに自分の気持ちを選ばせることで、感情と言葉をつなげる練習になります。「今、悲しいね」や「嬉しいね」をカードを通じて表現できるようになります。
Q3: 言葉にできない時、どうサポートすればいいですか?
A3: 子どもが言葉にできなくても、その感情を受け止めてあげることが大事です。「どうしたの?」と優しく聞いてあげるだけで、子どもは安心して気持ちを言葉にしやすくなります。

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「気持ちの切り替え」で困ったときに、こちらも参考にどうぞ:
- 子どもをスムーズに動かす方法
- なんでもイヤ!な時期の子どもの心理
- 着替えたくない!イヤイヤ期に着替えを嫌がる子どもへの対応法
- 育児書通りでも赤ちゃんが泣く理由
- 2歳児の謎行動にツッコミながら学ぶ!育児あるある&成長サポート集
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです!
教諭として15年以上勤務した後、カメラマンとして独立。
教育と写真、どちらも「子どもと向き合う」ことを軸に歩んできました。
そんな経験をもとに、
子どもの心と表現の成長を、親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
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