なんで泣くの?その涙の奥にある「つかれた」「がんばってた」のサイン
子どもが急に泣き出したり、ぐずぐずし始めると、「どうしたの?」「また?」と思うこと、ありませんか?
でも、よくよく思い返すと、その前までとっても頑張っていたかもしれません。
我慢してた、がんばってた、でももう限界だった…。
そんな時にあふれた涙は、「イヤ!」の裏にある「もう疲れちゃったよ」「うまく言えないけど助けて」のサインかもしれません。
大人だって、ぎりぎりまで頑張っちゃうこと、ありますよね。
子どもも同じ。むしろまだ言葉で上手に伝えられないぶん、行動で出ちゃうことの方が多いのです。
「ふざけすぎ」は「ねえ、見て!」のサインかもしれない
おふざけが過ぎる、空気を読まずに大声を出す、なんで今!? と思う行動…。
私も、集中したいときに子どもの実況中継が始まったり、ぶつぶつ話しながらゲームをされたり、「いまそれ!?」って思うこと、よくあります。
でも、もしかしたらそれって、「かまって!」「ぼくを見て!」のサインかもしれません。
寂しいけど、「一緒にいて」と素直には言えない。
だから、ちょっかいを出して、気づいてほしいんです。
子どもにとっては、「今ママのそばにいたいな」「ちょっとさみしいな」っていう、気持ちの現れなのかもしれませんね。

黙り込むのは、防御反応。言葉にならない傷つきのサイン
叱られたあとや、注意されたときに、子どもが黙り込んでしまう…。
「なにか言いなさい!」って言いたくなるけれど、それって、もしかしたら自分の中でもうまく整理できてない気持ちを抱えているのかもしれません。
「自分も悪かったかも」「どうしていいか分からない」
そんなとき、子どもは言葉よりも、沈黙で気持ちを守ろうとします。
だから、「もういい!」ってその場を離れたのは、投げやりではなくて、自分なりの精いっぱいの反応なのかもしれません。
「もういい!」と離れた子どもを追いかけて、論破しないで
子どもが「もういい!」とプイッと離れていったとき。
追いかけて、「ちょっと待って、さっきの話だけどさ」と説明を続けたくなる気持ち、ものすごくわかります。
でもそこで“論破”しようとしてしまうと、子どもが自分で考えたり、気づいたりする大切な時間を奪ってしまうこともあるんです。
正論を言いたくなるときって、ありますよね。
何度も同じことで失敗している子どもを見ていると、つい口を出したくなるし、傷ついてほしくないからこそ、言いたくなる。
でも――。
子どもが自分からその場を離れたときって、実は「成長のチャンス」かもしれません。
その時間に、もしかしたら小さな気づきや、心の整理が始まっているかもしれない。
そしてその“気づき”は、親が望む答えとは違うかもしれないけれど、それでも大丈夫。
その子にはその子のペースがあるから。
だから、親はちょっと勇気を出して、そっとしておいてあげてほしいのです。
それともう一つ。
叱るときは、子どもに“逃げ場”を作っておくことも大切です。
感情をぶつけられてばかりでは、どこにも行き場がなくなってしまうから。
行動や表情の奥に、伝えたい気持ちがある
子どもの行動って、一見わかりづらくても、
その奥には「ママに抱っこしてほしかった」「本当はイヤだった」「疲れてた」
そんな、うまく言えないけど伝えたかった気持ちがあることが多いです。
だから、大人の私たちがちょっと想像してみること。
「この子、今どんな気持ちだったんだろう?」って。
それだけでも、子どもにとっては「わかってくれてる」っていう安心感になります。
子どもはまだ“伝え方”を学んでいる途中だから
感情をうまく言葉にできるようになるには、時間がかかります。
物分かりがよくて、大人びて見えても
子どもは今、その「練習中」なんです。
困ったように見える行動も、「気持ちをどう表現したらいいのかわからない」というサイン。
泣いたり、ふざけたり、黙ったり。
そのひとつひとつが、子どもなりの「伝えたい」なんですよね。
「困った行動」は、「伝えようとしてる気持ち」かもしれない
子どもが見せる困った行動にイライラしてしまうこともあるけれど、
その行動の裏にある気持ちに目を向けると、少しだけ見え方が変わってきます。
「この子、いまどんな気持ちだったのかな」
「もしかして、私のことを呼んでたのかな」
そんなふうに、心の声にそっと耳をすますように子どもを見つめてみると、
ほんの少し関係がやわらかくなるかもしれません。

「叱らなきゃ」と思い込む必要がなくなり、親も心に余裕が生まれる共感育児>>>
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