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小1になって見えにくくなった人間関係…親ができる見守り方とは?
小1になって見えにくくなった人間関係…親ができる見守り方とは?
小学校に入学してしばらく経つと、こんな言葉をお子さんから聞くことがあります。
「○○ちゃんに“そんなこと言わないでよ”って言われた」
「今日、□□くんがきつい言い方してきた」
「なんか、○○ちゃんともう遊びたくない」
小学校1年生同士のやりとりは、まだまだ未熟で、ときには言葉が強くなってしまうことも。 でも、親としてはその背景が見えにくく、「本当にそんなふうに言われたのかな?」と半信半疑になったり、「うちの子が気にしすぎなのでは」と悩んでしまうこともありますよね。
この記事では、小学1年生の人間関係でよくあるやりとりと、それを受け取った子どもの心の動き、そして親ができる具体的な対応について、元教諭の視点からやさしくお伝えします。
小学1年生はなぜ友達関係で悩みやすいの?
小学校に入ると、子どもの世界は一気に広がります。
保育園や幼稚園とは違い、毎日決まったクラスのメンバーで過ごす時間が長くなり、人間関係も濃くなります。
また、小1の子どもたちは「自分の思いを言葉で伝えること」や「相手の気持ちをくみ取ること」がまだ発展途上。
だからこそ、つい強い言葉になってしまったり、冗談のつもりで言ったことが相手を傷つけてしまったり……。
つまり、この時期の子どもたちの人間関係には、どうしても“ぶつかり”がつきものなのです。
小1の教室では、言葉づかいがまだまだ未熟な子どもたちが、お互いに距離を測りながら日々やりとりしています。
ときに、悪気はなくても傷つくような言葉を投げてしまうことも。
よく耳にするのはこんな言葉です。
- 「バカって言われた」
- 「あっち行って」
- 「遊ばないって言われた」
- 「仲間に入れてくれなかった」
どれも、言われた側にとっては心にグサッとくる言葉。
でも、言った子ども自身は「ただの冗談」「その場の感情」であることも多いんです。
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「うちの子、気にしすぎ?」それとも本当にきつい言い方だった?
お子さんから「○○にひどいことを言われた」と聞いても、
- 本当に相手がそんなふうに言ったのか?
- そのときの状況はどうだったのか?
- どんな口調で?どんな場面で?
……など、詳細がわからず、モヤモヤしてしまうことがあります。
親が「そんなの気にしなくていいよ」と軽く流してしまうと、
- 「どうせ信じてもらえない」
- 「自分が悪いのかな」
と、子どもが感じてしまうことも。
事実かどうかよりも、「子どもがどう感じたか」を大事にしたいですね。
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学校でのこと、どこまで親が口を出していい?
学校で起きた出来事に、親がどこまで介入すべきかは悩ましい問題です。
- 学校に相談すべき?
- それとも見守るべき?
親が先回りしてすべてに対応しようとすると、 子どもの「自分で乗り越える力」を奪ってしまうこともあります。
まずは、子どもの話をよく聞き、共感すること。
「そうだったんだね。嫌な気持ちになったよね」
その上で、「じゃあ、どうしようか?」と一緒に考えるスタンスを持つと、子どもも少しずつ整理ができるようになります。
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傷つきやすい子が見せるサインと、親の見守り方
子どもが「言われたこと」によって強く傷ついているとき、こんなサインが見られることがあります。
- 学校に行きたがらない
- 家での機嫌が悪い・癇癪が増える
- 「どうせ○○なんでしょ」と自己否定的な発言が増える
そんなときは、無理に理由を聞き出そうとせず、
- スキンシップを増やす
- 一緒に遊ぶ時間をつくる
- 「あなたが大切だよ」と伝える
など、心の土台を整えていくことが何より大切です。
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『自分が悪いのかも…』と思いやすい小1の心の特徴
言葉をぶつけられたとき、子どもは
「どうしてそんなこと言われたんだろう?」
「自分が悪かったのかな?」
と、理由を自分の中に探そうとします。
とくに真面目な子やおとなしい子は、感情をうまく出せずに、モヤモヤを抱えたまま我慢してしまうことも。🔗共感力の高いお子さんの個性を伸ばすには? – itti-blog
だからこそ、親が気づけることって、とても大事なんです。
子どもが出す“心のサイン”に親が気づくには?
子どもは直接「嫌なことがあった」と言うとは限りません。
でも、よく観察しているとサインはちゃんと出ています。
- なんとなく元気がない
- 夕方になると疲れてイライラ
- 急に話したがらなくなった
- 明日の学校の話をしたがらない
こんなときは、気になる一言があったのかも?とそっと心に留めておくのがおすすめです。
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学校での人間関係に戸惑う子に、親ができること
小1の人間関係は、まだまだ未熟で不安定。 でも、その中で子どもはたくさんのことを学んでいきます。
親ができるのは、
- 話を聞いて共感すること
- 子どもが感じた気持ちを否定しないこと
- 必要があれば先生と連携すること
そしてなにより、「安心できる家庭」を用意することです。
家では甘えていい。どんな気持ちも話していい。 そう思える場所があることで、子どもは外の世界でも安心してチャレンジできます。
学校でのトラブル、先生に相談していい?子どもへの伝え方
「言いつける」って、悪いことみたいに感じる子もいます。
でも、誰かに言われて嫌だった、悲しかったと伝えることは、
自分を守る大事な力です。
「学校で困ったら、担任の先生か、話しやすい先生に言ってみようね」
「ママにも、何でも言ってくれていいからね」
そう伝えておくことで、子どもは安心して学校生活を送れるようになります。
小1の友達トラブルは“心の成長”のチャンスになる
私がわが子に伝えていることのひとつに、こんな話があります。
💬「●●くんも、おうちで嫌なことがあったのかもしれないね。
言われた方は悲しいけど、言った方はちょっとした憂さ晴らしかもしれない。
子ども同士だから、そうなることもあるよ。
大人でもあるくらいだからね。」
理不尽なことって、実は大人の世界にもたくさんあります。
私は、学校ってそういう現実社会の縮図みたいな場所だと思っていて、
「うまくいかないこと」「他人とうまく付き合うこと」を練習する場でもあるなと感じています。
勉強なんて、その気になればいつでもできます。
でも「誰かと一緒にいること」「思い通りにいかないこと」には、
慣れたり、対処法を学んだりする経験が必要です。
だから、悲しい思いをすることも、悔しい思いをすることもあると思う。
でもそのたびに、子どもは何かを感じ、気づき、考える。
そのひとつひとつが、生きていく力になると思います。

💬「しんどいなあって思う気持ちも、あなたの力になるからね。でも、いっぱいいっぱいになる前にお母さんに言ってほしい!」
そう伝えつつ、子どもが感じた「つらい」「イヤだ」「悔しい」といった気持ちを、否定せずにまるごと受け止めることも、同じくらい大事にしたいと思っています。
その気持ちを安心して話せる場所があるだけで、子どもはまた一歩、前に進める気がするから。
おわりに|親のまなざしが、子どもの支えに
小学校生活が始まると、子どもの世界は広がり、親の目の届かないところでいろんなことが起きていきます。
でも、それは子どもが成長している証でもあります。
“困ったときに戻れる場所”があるかどうか。 それが、子どもにとって大きな安心になります。
ぜひ、「話せてよかった」と思えるような関わり方を、今日から少しずつ意識してみてくださいね。
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