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こんにちは、ITTI-BLOGの運営者いっちーです。
今日も一日、本当にお疲れさまです。
「早く寝なさい」
「宿題は?」
「いい加減にゲームを終わりにして」……。
そんな言葉を何度も繰り返して、でも結局、子どもはコントローラーを離さない。
静まり返ったリビングで、寝静まった子どもの横顔を見ながら、「これでいいのかな」とため息をついている。

そんな夜を過ごしているお父さん、お母さんへ。 今日は、その「ため息」の正体と、私たちの胸にある「モヤモヤ」を、少しだけ紐解いてみませんか。
1. 「またゲームばかり…」なんてため息、ついてませんか?
「いつまでやってるの!」
「あと5分って言ったじゃない!」
毎日、こんなやり取りが繰り返されているご家庭も多いのではないでしょうか。特に小学生、高学年ともなると、ゲームはただの遊びを超えて、彼らの生活の大部分を占めるようになります。

周りのママ友に相談すれば、「うちもだよ」「最近はこれが普通だよね」なんて答えが返ってくるかもしれません。ネットを見れば「eスポーツで将来に繋がる」「プログラミング的思考が身につく」なんてポジティブな言葉も並んでいます。
でも、あなたの胸にあるその「モヤモヤ」は、きっと気のせいではありません。
「見守るべきだとはわかっているけれど、生活リズムが崩れるのが怖い」 「学習の遅れや視力、健康への影響が心配」 「そもそも、こんなにゲームに依存していて大丈夫なの?」
親としてわき上がるこうした不安は、決してあなたが過保護だからでも、厳しいからでもありません。子どもの「今」と「将来」を大切に想っているからこそ生まれる、真っ当な感情です。まずは、その不安を抱えている自分を、「そうだよね、心配だよね」と肯定してあげてほしいのです。
2. 背景理解:ゲームは現代の子どもにとって “ただの遊び” ではない
なぜ、子どもたちはこれほどまでにゲームに吸い寄せられるのでしょうか。 今の時代、ゲームは単なる娯楽ではなく、もっと多層的な役割を担っています。
子どもたちの「小さな社会」としてのゲーム
多くのオンラインゲームにおいて、ゲーム画面の向こうには友達がいます。学校で話し足りなかったこと、共通の目的を持って協力すること。今の彼らにとって、ゲームは放課後の公園と同じ「社交場」です。
- コミュニケーションの場: 友達と繋がるための必須ツール
- 達成感の獲得: 努力が数値(レベルやランク)で即座に返ってくる
- ストレス解消: 現実の疲れを一時的に忘れられる場所
親が感じる「ズレ」の正体
ゲームを肯定的に捉えようとしても、どうしても拭えない違和感。その正体は、「親子の時間価値のズレ」かもしれません。

私たちは「1時間」あれば、宿題もできるし、お風呂も入れるし、明日の準備もできると考えます。でも、子どもにとっての「1時間」は、ゲームの世界で仲間と勝利を掴み取るための、かけがえのない熱狂の時間です。
この価値観のズレが、「見えない負担」として親の心に重くのしかかります。ゲームを否定したいわけではない。けれど、それによって失われていく「他の大切なもの」を思って、私たちは不安になるのです。
3. 問題ではない「けれど…」の領域にあるもの
子育てにおいて「ゲームは良いか悪いか」という二項対立で考えると、どうしても苦しくなります。 ここで大切にしたいのは、「問題」として裁くのではなく、「サイン」として眺めてみる視点です。
多くの親御さんが「これはちょっとまずいかも」と感じる瞬間は、以下のようなシーンではないでしょうか。

見逃しやすい「小さなサイン」チェックリスト
- 朝の様子: 何度起こしても起きられない、あるいは朝からひどく機嫌が悪い。
- 顔つき: 休みの日なのに、どこかどんよりと疲れた表情をしている。
- 食事: 「早く戻りたい」と、味わうことなく詰め込むように食べる。
- 興味の幅: 以前好きだった遊びや外出に、全く興味を示さなくなった。
- 家族との会話: ゲーム以外の話を振っても、生返事しか返って来ない。
これらは、決して「ゲームが悪い」という証拠ではありません。 むしろ、「その子が今、現実世界でどれくらいエネルギーを消耗しているか」を教えてくれるバロメーターです。
「問題」が起きているからゲームをやめさせるのではなく、「何か理由があってゲームに没頭せざるを得ないのではないか?」と、一歩立ち止まって子どもの心と体を観察してみる。その「けれど…」という違和感は、お子さんからの無言のメッセージかもしれません。
4. 今日からできる、生活習慣としてのゲームとの付き合い方
「じゃあ、具体的にどうすればいいの?」 そう思われるかもしれません。ルールをガチガチに固めても、隠れてやるようになったり、喧嘩が増えたりするだけですよね。
ここでは、今日をなんとかやり過ごし、少しずつ「余白」を作るための現実的なアプローチを提案します。
「制限」ではなく「導線」を設計する
時間を「1時間まで!」と縛るよりも、「生活リズムの土台をどう守るか」という視点に切り替えてみませんか。
- 朝の「10分」を活用する: 夜、ゲームを切り上げるのが難しいなら、あえて「朝、学校に行く前の10分だけ」を許可する家庭もあります。すると、「遅刻するから終わらなきゃ」という物理的な制限が自然に働き、ダラダラと続くのを防げる場合があります。
- ゲーム前後の「安心導線」: ゲームを終えた直後は、脳がひどく興奮しています。いきなり「勉強しなさい!」は火に油。 「まずは1回、深呼吸しようか」「一緒にベランダで外の空気を吸おう」 そんな風に、ゲームの世界から現実の世界へソフトランディングするための時間を数分設けるだけで、親子共々のイライラが軽減されます。
対立にならない声かけフレーズ
つい「まだやってるの!」と言いたくなりますが、そこをぐっとこらえて。
- 「今日はどんなミッションだったの?」(興味を示す)
- 「キリがいいところまであとどれくらい?」(子どものペースを尊重する)
- 「終わったら、温かいお茶飲む?」(あなたの居場所はここにあるよ、というサイン)
もちろん、毎日こんなに優しくはなれませんよね。叫びたくなる日だってあります。 大事なのは、「できない自分を責めないこと」。10回に1回、こんな風に声をかけられたら、それはもう100点満点です。
ゲームをやめられない子への「処方箋」ではなく「ラブレター」
ゲームに没頭している子は、現実世界で「分かってもらえない」「誰も自分を見てくれない」という孤独感を抱えていることがあります。 そこで、あえて「ゲームを否定せず、徹底的に興味を持つ」という逆転の発想を取り入れてみます。
「何がそんなに面白いの?」と聞いてみる攻略法やキャラの特性を教えてもらう時間は、お子さんにとって最高の「承認」の時間になります。「へえ、そんな難しいことやってるんだ!」という言葉は、ゲーム内のスコア以上に本人の自信を支えます。
実況者気分で横に座る「お、今の操作すごいね」「あ、惜しい!」と、実況のように隣で眺める時間を5分だけ作ってみてください。親が「敵(制限する人)」から「観客(理解者)」に変わるだけで、お子さんのトゲトゲした空気は少しずつ和らいでいきます。
ゲームをやめられないのは、現実での達成感が不足しているからかもしれません。 ゲームのような「即時フィードバック(やったらすぐ褒められる、ポイントが入る)」を家庭内にゆるく取り入れます。
「助かったよ」をポイント化しないポイントにする「お手伝いして」と頼むのではなく、「お茶取ってくれて、喉カラカラだったから助かったー!」と、その行動が具体的にどう役立ったかを伝えます。
「できたこと」のハードルを地面まで下げる「学校へ行けた」という大きなことではなく、「朝、自分で起きられた」「靴を揃えた」「一緒にご飯を食べた」といった当たり前の瞬間に「見てるよ」というサインを送ります。
ゲームを無理やり終わらせようとしてパニックになったり、暴言が出たりするのは、自分の感情をどう扱えばいいか分からず、脳がオーバーヒートしている状態です。
怒りの奥にある「悲しみ」を代弁する「もっとやりたかったんだね。途中で終わるの、悔しいよね」と、今の気持ちに名前をつけてあげます。
「アイ・メッセージ」で伝える「早くやめなさい!」(Youメッセージ)ではなく、「夜遅くまでやってると、あなたの体が心配でママは悲しいんだよね」(Iメッセージ)と伝えます。すぐには響かなくても、親が「自分を責めているのではなく、心配している」というニュアンスは、心の奥に届きます。
おやつを食べる時、テレビもスマホも消して、ただ一緒に座る。会話がなくても構いません。この「何も求められない安心感」が、ゲームに頼らなくてもいい心の土台を作ります。
触れ合いのチャージもしお子さんが嫌がらなければ、背中をさする、手を繋ぐといった物理的な接触も有効です。オキシトシン(幸せホルモン)が分泌され、不安やストレスを和らげる効果があります。
「やめさせること」を目標にすると、親子で負けられない戦いが始まってしまいます。
今日は「ゲームの話を一つ聞けたからOK」というくらい、低いハードルで過ごしてみませんか。
5. 行動はいつも「サイン」:心とつながるゲーム時間
子どもがゲームを「やめられない」とき。 それは単なる意志の弱さではなく、「何かを必死に求めている」状態かもしれません。
ゲーム時間の背景には、こんな心理が隠れていることがあります。
- 安心感が欲しい: 現実の世界(学校や習い事)で自信を失っているとき、ゲームの中での「成功体験」は心の命綱になります。
- 承認欲求: 「お前すげーな!」という仲間からの言葉が、枯れかけた心を潤している。
- 不安や疲れからの逃避: 何も考えずに没頭することで、抱えきれない不安から自分を守っている。
もし、ゲーム時間が異常に増え、同時に「言葉のトーンがトゲトゲしてきた」「急に友達と遊ばなくなった」といった他の変化が見られるなら、それは心が「もういっぱいいっぱいだよ」と叫んでいるサインかもしれません。
「ゲームを減らすこと」をゴールにするのではなく、「ゲームに頼らなくても心が安定する状態」を一緒に探していく。そんな風に視点をずらすと、少しだけ心が軽くなりませんか。
ゲームのプレイひとつにも、その子の几帳面さや、今抱えているストレスが隠れていることがあるんです。 「ただ遊んでいるだけ」から「サインを受け取る」という視点に変えてみると、少しだけ親子で一息つけるかもしれません。
[関連記事:ゲームで怒る子どもの心理とは?塗り方から読み取る“心のサイン”と親の寄り添い方]
6. 安心感と、次の行動への橋渡し
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 「ゲームばかりしている」という目の前の現象に、これほど多くの感情や背景が詰まっていること。それを感じ取ろうとしているあなたは、すでに十分、お子さんと向き合っています。
今のあなたが感じているその違和感は、決して間違っていません。 それはお子さんを「問題児」として見ているからではなく、「理解したい」と願う愛着から生まれるセンサーです。
もし、この記事を読みながら、「ゲーム時間だけじゃなくて、最近学校に行くのも渋り気味かも……」「朝の元気のなさが、どうしても気になる」と感じたなら、それは家族だけで抱え込む段階ではないのかもしれません。
今の違和感は、家族の形や、お子さんへの関わり方を少しだけアップデートするための大切なきっかけです。
「ゲームばかりしている」と感じる背景には、 心と体のサインが隠れているかもしれません。 もしそんな違和感が続くなら、 こちらの記事も参考にしてみてください。
👉 小学生の不登校は珍しくない|原因・前兆サイン・解決のヒント
まずは今日、お子さんがゲームを終えたときに「お疲れさま」と一言、声をかけることから始めてみませんか。 答えを急がなくても、大丈夫。一緒に少しずつ、考えていきましょう。
次におすすめの記事: 「ゲーム以外に興味を持たせるには?」といった、具体的な「余白の作り方」についても、近々お話しできればと思っています。よろしければまた、遊びに来てくださいね。
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元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい育児に悩み、試行錯誤する現役ママです。
教育現場を知っているからこそ「正解」を押しつけず、
親子の心がふっと軽くなる材料を届ける伴走者でありたいと思っています。
- 子どもの絵から読み解く心のサイン
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