こんにちは、ITTIです。
今日も一日、本当にお疲れ様です。
お子さんと一緒に過ごす時間、あなたはどう感じていますか?
「もっとクリエイティブな遊びをさせたほうがいいのかな」
「知育玩具を買い足すべき?」
「絵本を読み聞かせなきゃいけないのに、全然座って聞いてくれない……」

そんなふうに、「ちゃんと遊ばせなきゃ」というプレッシャーに押しつぶされそうになっていませんか?
SNSを開けば、おしゃれな手作りおもちゃや、賢そうな知育遊びの風景が流れてくる。それに比べてうちは、床に転がった空き箱で遊んでいるだけ。あるいは、ずっと同じぬいぐるみに「あー」と言っているだけ。
でもね、元教諭の視点から、そして一人の親として、これだけは最初にお伝えしたいんです。
2歳の遊びに「正解」も「合格点」もありません。
むしろ、あなたが「これでいいのかな?」と迷いながら、お子さんの隣に座っているその時間こそが、お子さんの心にとって一番の栄養になっているんですよ。
こうした不思議に見える行動も、2歳の成長過程ではよく見られる姿です。
▶ 2歳の育児あるあると成長サポートをまとめた記事はこちら
今日は、2歳児の「遊び」の不思議な力と、親の肩の荷がふっと軽くなるような、遊びへの向き合い方についてお話ししていきたいと思います。
この記事の内容
2歳の遊びが変わってきたと感じるとき
2歳を過ぎる頃から、それまでの「ただ触る」「投げる」「叩く」といった感覚的な遊びから、少しずつ変化が見られるようになります。これらはすべて、お子さんの心の中で新しい能力が芽吹いているサインです。
同じ遊びを何度も繰り返す

同じ絵本を10回連続で読まされる。ミニカーを延々と一列に並べる。 大人にとっては「また!?」と思うような繰り返しですが、子どもにとっては、世界を確認する大切なプロセスです。「こうすれば、こうなる」という確信を積み重ねて、安心感を作っている真っ最中なんですね。
急にぬいぐるみに話しかける
昨日まで放り投げていたクマのぬいぐるみに、トントンと寝かしつけをしたり、食べ真似をさせたり。「ごっこ遊び」の始まりです。目に見えないものを想像する力が育っている証拠です。
大人の真似(電話・料理・掃除)
スマホを耳に当てて「はい、もしもし」と喋る真似をしたり、ママやパパが掃除機をかけていると、自分もおもちゃの棒を持ってきてゴシゴシしたり。 これは、「あなた(親)と同じ世界にいたい」という強い愛情の表現でもあります。
まだ言葉にできなくても、遊びの中で考えや気持ちを表していることがあります。
▶ 2歳の言葉の発達と、話さなくても育っている力についてはこちら
ごっこ遊び・模倣遊びが育てている力
「ただの遊び」に見えて、実は2歳の脳内ではものすごい高度なことが行われています。少しだけ、その中身を覗いてみましょう。

言葉になる前の思考整理
2歳児は、まだ自分の感情をすべて言葉にできません。だからこそ、遊びの中で「経験したこと」を再現し、頭の中を整理しています。 例えば、病院でチックン(注射)して泣いた子が、お人形で注射の真似をする。これは、嫌だった経験を自分の手で再現することで、心のモヤモヤを克服しようとしている「感情のデトックス」なんです。
遊びの中で、言葉はあとからついてくることも多いです。
▶ 2歳の言葉が育ちやすい遊び方をまとめた記事はこちら
相手の気持ちを想像する力
「クマさんは、お腹が空いているのかな?」「パパは、お仕事で忙しいのかな?」 ごっこ遊びの中で役を演じることは、他者の視点に立つ練習の第一歩です。この「想像力の種」が、将来の思いやりの心へと繋がっていきます。
2歳|おままごと遊びが好きになったら
2歳頃になると、ママやパパの動きをよく見て、
「まねっこしたい」「同じことがしたい」という気持ちがぐんと強くなります。
おままごとは、見立てる力・ことば・気持ちのやりとりが自然に育つ遊び。
特に、切る・盛る・並べるといった動作ができるようになると、遊びが一気に広がります。
2歳のおままごとデビュー・ステップアップに
調理器具・食材・切る遊びまでそろった108点セット。
今日はお料理屋さん、明日はおうちごはん…と、
その日の気分で遊びが変わるのが2歳には嬉しいポイントです。
家で無理なくできる遊びアイデア
「何か特別なことをしなきゃ」と新しいおもちゃを買う前に、いつもの生活を「遊び」というフィルターで見てみませんか?準備ゼロ、失敗ゼロの遊びはたくさんあります。

ごっこ遊び:日常がすべてステージ
- おままごと: 本物の野菜の切れ端や、空き容器があれば十分です。大人が「おいしそうだね、あむあむ」と食べる真似をするだけで、立派なコミュニケーションになります。
- ぬいぐるみ遊び: 「おはよう」とぬいぐるみに挨拶させるだけで、子どもにとっては物語が始まります。
絵本:全部読まなくていい
「最後まで座って聞いてくれない」と悩む必要はありません。
- 同じページばかりでもOK: 子どもがお気に入りの絵があれば、そこだけで5分立ち止まってもいいんです。
- 絵を見ておしゃべりするだけ: 文字を読まずに、「あ、ここにアリさんがいるね」「この子、泣いてるね」と、絵の感想を言い合うだけでも、立派な読書体験です。
造形・お絵かき:ぐちゃぐちゃが芸術

「何を描いたの?」と聞いても、「……(無言)」だったり「バナナ!」(全然バナナに見えない)だったりするのが2歳児。 うまく描くことが目的ではなく、「色が動く」「形が変わる」という変化を楽しむことが、今の彼らにとっての創造性です。ぐちゃぐちゃ描きは、溢れるエネルギーの放出先。紙からはみ出しても、「元気だねぇ!」と笑い飛ばせる余裕を持てたら100点です。
「遊ばせなきゃ」にならなくていい理由
ここで、少しだけママ・パパの罪悪感をほどかせてください。
2歳の子どもにとって、世界はすべてが「遊び」です。 公園の砂を触ることも、洗濯物をカゴから出す(出すだけですが!)ことも、雨粒が窓を流れるのを眺めることも、すべてが学びです。

だから、親が「特別なエンターテイナー」になる必要はありません。 あなたが疲れている時に、無理してごっこ遊びに付き合って、イライラしながら時計を眺めるよりも、隣でぼーっと座ってお子さんの遊んでいる姿を眺めている時間の方が、ずっと豊かです。
「今日は何も知育っぽいことができなかった」という日があっても、お子さんはあなたの隣で生きているだけで、驚くほどの速さで世界を吸収しています。何も失っていませんよ。
遊びは「親子関係づくり」の土台
遊びを通して、本当に育っているもの。それはスキルや知識ではなく、「絆」です。

遊びの中で、お子さんがあなたの方をパッと振り返る瞬間があります。 その時、あなたが「見てるよ」「面白いね」と微笑み返す。 この「見てもらえた」「受け止めてもらえた」という体験こそが、一生モノの自己肯定感の土台になります。
遊びがうまくいくか、知識が身につくかよりも、「一緒にいた時間の温度」を大切にしてください。あなたがリラックスして、ほんの一瞬でも「ふふっ」と笑い合えたなら、その日の遊びは大成功です。
まとめ:2歳の遊びは、すでに十分育ちの中にある
2歳の遊びは、教えるものではなく、内側から自然ににじみ出てくるものです。 お子さんが夢中で何かをしている時。 あるいは、一見何もしていないように見える時。 そのすべてが、輝かしい成長のプロセスです。
完璧な親である必要はありません。
「今日は一緒に絵本を一ページだけめくれた」
「ごっこ遊びの電話に、一回だけ出た」
それだけで、お子さんの心には「大好き」の貯金が貯まっています。
頑張りすぎている自分を許してあげてください。 日常の何気ない瞬間に、遊びの種はたくさん隠れています。 明日も、あなたとお子さんのペースで、ゆるゆると「一緒の時間」を楽しんでいきましょう。
今日からできること: お子さんが遊んでいる時、アドバイスしたくなる気持ちをぐっと堪えて、「実況中継(あ、赤い色を塗ったんだね等)」だけを3回言ってみませんか?お子さんの「自分を認められた!」という誇らしげな顔が見られるかもしれません。
食事(言葉/行動)だけでなく、2歳は心と体が同時に大きく育つ時期です。
▶ 2歳の育児あるあると成長サポートをまとめた記事はこちら
ホーム » 2歳の遊び、これでいいの?ごっこ遊び・絵本が育てている意外な力
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正解を探すより、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まる時間を。
※唯一の正解はありません。その子に合うかどうかを、一緒に考えませんか。
\ 答えのない、子育ての迷いの中にいるあなたへ /
ブログでは「教育のヒント」を書いていますが、
実は私自身、毎日が迷いと後悔の連続です。
教科書通りの正解に傷ついたとき、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まって、
静かに自分と向き合える場所をnoteに作りました。
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いっちー
元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい児の葛藤に、涙でティッシュの山を築きながら向き合っている現役の母です。
教育の現場を知っているからこそ、外側から「正解」を押しつけられることの息苦しさや、もどかしさを感じてきました。
キラキラした正解の中で、無理をして生きるのはしんどいですよね。
「こうすべき」の前に、「この子の場合はどうだろう?」と、一緒に立ち止まれる場所でありたいと思っています。
子どもの絵に宿るサインや、言葉にならない心の機微をそっと眺めて。
今日をなんとかやり過ごすための「余白」を、一緒に見つけにいきませんか。







