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「怒らない育児」の落とし穴?境界線こそが子どもを育てるカギ!
「なるべく怒らずに、穏やかに子どもと向き合いたい」
そう願うのは、自分自身の育ちに理由がある方も多いのではないでしょうか。
たとえば、子どもの頃に厳しく怒られて育った経験があるから。
あるいは、逆に怒られたことがほとんどなくて、
「どうすればちゃんと伝わるの?」と考えることが多いから。
どちらにしても共通しているのは、
「子どもには委縮せず、のびのびと自分らしく育ってほしい」
「安心できる関係の中で、自信を持って生きていってほしい」
――そんな、まっすぐな親の思いです。

でも、怒らない育児には悩みもつきものです。
「叱らない」と「怒らない」の違いって?
甘やかしにならない?
お友達とのトラブルや危ない場面では、どうすればいい?
この記事では、怒らない育児の本質をあらためて整理しながら、
子どもに共感することを軸にしつつも、必要なときにはきちんと伝えるコツや、
“怒らずに、でもぶれずに関わる”ための考え方を、元教諭の視点からお届けします。
子どもが周囲との関係の中で、自分らしく育っていけるように。
親として、あなたが今感じている迷いや不安に、少しでも寄り添えたらうれしいです。
怒らない育児にも「境界線」が必要な理由
怒らない育児って、なんとなく「何でも許すこと」みたいに思われがち。でも、本当に目指しているのは、子どもが委縮せず、のびのびと自分らしく生きていける力を育むことですよね。
この記事では、怒らない育児を心がけているからこそ大切にしたい“境界線”について、具体的な場面や声かけの工夫とあわせてお伝えします。
📌 この記事を読んだら、こんなことがわかります!
- 「怒らない育児」って、本当はどんな関わり方なの?
- 怒らずに伝える=甘やかすことじゃないってどういうこと?
- 子どもに“境界線”を伝えることが大切な理由
- 危ないとき・困った行動への具体的な声かけ例
- 親がイライラしすぎないためのヒント
- 怒らない関わりで、子どもの社会性や自己肯定感はどう育つ?
- 叱ることとの違いを知ったうえで、「うちの子らしさ」を伸ばす関わり方
怒らない=なんでもOK?…境界線を持つことが安心につながる
怒らない育児は、怒らず・怒鳴らずに関わるスタイル。でも、だからといって「何をしてもいい」わけではありません。
子どもが安心して自由にふるまえるためには、「ここからはダメだよ」という“安心の枠”が必要なのです。
🟡 関連記事:子どもが乱暴な言葉を使ったとき、親にできること
【場面別】怒らずに伝える「境界線」の示し方と声かけ例
「叱るのは苦手だけど、ちゃんと伝えたい」そんなときに、どんなふうに声をかけたらいいのでしょうか? 以下に、ありがちな育児シーン別の声かけ例をご紹介します。
危ないことをしたとき|“信頼して教える”スタンスで
【例】ハサミを振り回す/刃の向きをこちらに向けて渡す
言い方の例:
「その持ち方は危ないよ。ハサミの刃はこっちに向けないよ。」
「渡すときは“刃を自分のほうに向けて、持ち手を相手に”って約束だったよね。」

→ 道具の使い方を丁寧に教えることは、“安全に過ごす力”を育てる第一歩。 「ちゃんと教えればできる」と信じる気持ちが伝わる声かけを。
🟡 関連記事:雨の日にもおすすめ、おうち遊びアイデア
お友達を叩いた/物を取ったとき|共感からのルール説明がカギ
【例】おもちゃの取り合いで叩く/順番を守らず奪う
言い方の例:
「使いたかったんだね。でも、叩かれたらイヤな気持ちになるよね。」
「気持ちはわかるけど、順番は守ろうね。」

→ 共感のひと言があるだけで、子どもの心はぐっと受け入れやすくなります。 そのうえで、社会のルールを伝えていきましょう。
🟡 関連記事:お友達トラブルで悩んだときに読む記事
大人への態度が気になるとき|“言葉の意味”を考えさせよう
【例】「バカじゃん」など失礼な言葉を使う/ふざけて話を聞かない
言い方の例:
「ふざけたくなったんだね。でも、今はお話を聞く時間だよ。」
「“バカ”って言われたら、どんな気持ちになるかな?その言葉は使わないよ。」
→ 感情的に叱るよりも、“なぜダメなのか”を一緒に考えることが、子どもの内側を育てます。
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家族への強い態度やわがままが続くとき|感情の伝え方を一緒に探そう
【例】おもちゃを独り占めする/兄弟姉妹に怒鳴る・叩く
言い方の例:
「全部使いたかったんだね。でも、お兄ちゃんにも遊ぶ時間が必要だよ。」
「イライラしてるんだね。叩くんじゃなくて、どう言えば伝わるかな?」
→ 感情をどう出せばいいのか、親が一緒に考えていくことが大切な時期です。
🟡 関連記事:イヤイヤ期の子どもに効く、落ち着いた伝え方とは?
怒らない育児の本質は、“共感しながら、伝えること”
怒らない育児は、「叱らない」ではなく「共感しながら、伝える」。
その伝え方には、境界線をしっかり持つこと、そして何より子どもを信じて丁寧に向き合う姿勢が欠かせません。
境界線があることで、子どもは安心し、自分のペースで社会性を育てていけます。
怒らずに、でも伝えるべきことは伝える。その繰り返しが、子どもにとっての“心の安全地帯”になります。
🔗【2歳~小学生】癇癪・怒りっぽい子の接し方7選|共感で育てる感情コントロール力 – itti-blog
🧸 まとめ|「怒らない育児」は、子どもとの信頼を育てる関わり方
「怒らない育児」は、何でも許す育児ではありません。
子どもを一人の人として尊重しながら、必要なときには“境界線”を落ち着いて伝える——
それが、子どもにとって「安心できる関係」につながります。
危ないことや困った行動には、はっきり伝えること。
でもその時も、感情ではなく“共感と意図”を込めた関わり方を心がけていきたいですね。
完璧な親でなくて大丈夫。
「どう伝えたらいいかな」「今の関わり方でよかったのかな」と迷いながら、子どもと一緒に育っていく——
それが何より、あたたかくて、力強い子育てだと思います。
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→感情のコントロールが苦手な時期、親にできることは? - ▶️ 「ママなんかキライ!」に隠された子どもの本音
→その言葉、愛情を確かめてるサインかもしれません
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです!
教諭として15年以上勤務した後、カメラマンとして独立。
教育と写真、どちらも「子どもと向き合う」ことを軸に歩んできました。
そんな経験をもとに、
子どもの心と表現の成長を、親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
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